温泉地として有名な「静岡県熱海市」で研修メニュー開発やグループ旅行の誘致に挑戦!
- 掲載開始日:
- 2024.09.10
- 掲載終了日:
- 2024.11.08
地域と暮らしLIFE STYLE
静岡県熱海市はこんな地域
熱海市は、年間を通して温暖な気候で過ごしやすく、海、山、島を擁し、四季折々の花々が町を彩る自然、豊富な温泉に恵まれたリゾート都市です。
特徴1:地元の方が移住者をアットホームに迎え入れてくれる
安定した気候や豊かな自然と観光資源で、『暮らし』と『リゾート感』のバランスがとれていて、悠々自適に暮らしたいという方、2拠点生活に興味がある方にもおすすめです。
熱海銀座商店街では、行き交う人同士がよく挨拶していますし、顔見知りの方からはご飯やお菓子をおすそ分けしてもらうことも。
課題先進地とも言われていますが、最近では熱海でなにかやりたい!という思いをもっている方の移住も増えています。
特徴2:人やまちと繋がれる体験プログラムや研修などが増えている
2021年に廃校となった旧網代小学校が、学びを起点に人と街を結ぶ、街の交流拠点「AJIRO MUSUBI(網代むすび)」として、オープンしました。
カフェやコワーキングスペースやオフィス、小商いに挑戦できる屋台のレンタルなどの機能だけではなく、人とつながる、街とつながるさまざまな学びや体験プログラムも充実する予定です。
また体験プログラムは「AJIRO MUSUBI(網代むすび)」だけでなく、熱海市にある企業「machimori」や「未来創造部」が、まちづくりの企業研修や、環境保全の体験プログラムなどを用意しています。
これを機に、熱海市がさらに盛り上がることが期待されます。
特徴3:都心からのアクセス良好!
熱海市は東海道本線(上野東京ライン)や東海道新幹線が通っており、東京都心からのアクセスはとても良いです。熱海駅から東京駅まで上野東京ラインで1時間45分、新幹線を使えば45分で到着できるので、自然豊かな環境で暮らしながら、都心への通勤が可能です。
特徴4:自然を活かしたアクティビティが盛ん
温泉などの観光資源が有名な熱海市ですが、豊かな自然環境を活かしたマリンスポーツ、ゴルフ、トレッキング、釣り、パラセーリングなどのアウトドアアクティビティも豊富に楽しめる地域です。
特徴5:暮らしの環境
交通環境
鉄路:東海道新幹線(熱海駅)、東海道本線(熱海駅)、伊東線(熱海駅、来宮駅、伊豆多賀駅、網代駅)
バス:東海バス、伊豆箱根バス
タクシー:6社
公共交通機関が充実しているため、日常生活で不便を感じることはありませんが、市内は坂道が多く自転車移動が大変なイメージがあります。自動車があればその不便も解消されます!
買い物環境
市内中心部には大型商業施設があり、肉や野菜などの食材や日用品をお買い求めいただけます。また、各所には商店街も充実しています。さらに車を利用すれば函南・三島方面でのお買い物も容易です。
医療環境
熱海市内には病院5、一般診療所30、歯科診療所24の医療機関があります。
人口あたりの病院数が静岡県内でも上位を占めており充実しています。
救急医療についても、市内の医療機関が交代制で受け入れ態勢を整えてくれているので、移住してからの安心ポイントの一つです。
子育て・教育環境
市内の教育機関は、公立保育園2、私立保育園3、公立認定こども園1、私立認定こども園1、私立小規模保育事業所1、幼稚園3、小学校7、中学校4、県立高校1と充実しています。
参考になる動画
先輩移住者の声
結婚を機に、20年暮らした東京から移住した高須賀さん
熱海市に移住した経緯は?
結婚が決まり、都内で二人暮らしをしようと物件を探していました。しかし、子育てをするならもっと自然のあるところがいいと妻に言われ、東京以外のエリアも視野に入れるようなりました。僕はフリーランスの編集・ライターで自宅で仕事をしていることが多く、妻も結婚を機に退職していたため、住む場所は比較的自由に選べました。
物件探しをしていた頃、ふと思い立って伊豆に一人旅に行ったんです。すると、新幹線を使えばあっという間に熱海に着いた。これなら東京に仕事の軸足を置きながら熱海で生活ができるんじゃないかと思い、早速、帰りの新幹線の中で物件情報をスマホで調べてみたんです。すると、東京のマンションよりも低価格でしかも温泉付きの物件がたくさんあった。すぐに妻に熱海に住むのはどうかと提案してみたところ、驚きながらも乗り気になってくれました。それから何度か熱海に通って物件を決めて、半年後には引っ越していました。
休日の過ごし方
宇佐美や湯河原のサーフスポットまで車ですぐなので、時間に余裕があって波がある時を選んで行っています。熱海で仲良くなった友人たちと釣りに行くのも最近の楽しみです。東京にいた時は、サーフィンや釣りに行くとなれば一大イベントでしたが、今では気が向いた時にふらっと行けるのがうれしいと妻も喜んでいます。
移住を考えている人へ
熱海には厄年の男性が参加する伝統的なお祭りがあります。僕は縁あって、そのお祭りに参加して、地元の人たちの輪の中に入れてもらうことができました。みんな同い歳なうえ、とてもフレンドリーに接してくれたのですぐに溶け込むことができ、今では頻繁に飲みに行ったり釣りに行ったりする仲間になっています。
また、昨年から若い移住者と一緒に熱海の名所や老舗のホテルや喫茶店のグッズを製作して熱海の魅力をアピールする事業を始めました。地元の事業者の方々はとても協力的で、新しい取り組みを面白がってくれています。そんな風に、地元の方々も移住者もフレンドリーな人が多く、人を受け入れてくれる土壌があるように思います。また、観光地として復活したこともあり、街に活気があって、移住者でも何かができるという可能性を感じさせてくれます。
東京からのアクセスが良いことから、僕たちは移住というより引っ越しくらいにしか考えていませんでした。また、お祭りに参加したり、新しい事業を始めることもまったく頭になく、サーフィンを始めることなんて想像もしていませんでした。しかし、様々な出会いや刺激があり、気づけば色んなことにチャレンジしています。熱海は僕にとって癒しもあれば刺激もある場所。東京がすべてじゃないと本当に実感しています。
移住支援制度
仕事内容MISSION
募集の目的
熱海市は、温泉や観光地として知られる魅力的な地域でありながら、平日や閑散期には観光・宿泊施設の稼働率が低下するという課題に直面しています。この問題を解決し、地域経済の安定的な成長を図るためには、新たな需要を創出し、観光客の多様なニーズに応えることが不可欠です。
そこで、地域おこし協力隊を募集し、企業合宿や教育旅行といったグループ旅行の受け入れを推進することにより、年間を通じて観光・宿泊施設の稼働率を向上させたいと考えています。また、この取り組みを通じて、地域事業者や生産者との連携を深め、地域全体の活性化を図ることを目指しています。
なお、今回募集を行う地域おこし協力隊員は「旅づくりコーディネーター」として活動します。
この新たな挑戦に共感し、熱海市の魅力をさらに引き出してくれる方をお待ちしています。
活動内容
■研修・体験コンテンツの造成に係る活動
・地域の事業者等と連携した研修メニューの開発、コーディネート
・地域の生産者等と連携した体験メニューの開発、コーディネート
・観光協会や商工会議所等との連携、調整など
■グループ旅行の誘致に係る活動
・社員研修や経営者合宿等の企業向けの企画、コーディネート
・教育旅行や勉強合宿等の学校向けの企画、コーディネート
・家族旅行やゼミ合宿等のその他属性向けの企画、コーディネート
・熱海温泉ホテル旅館協同組合やJTB等との連携、調整など
■その他、地域活性に資する活動
・地域行事やコミュニティ活動への参加
・活動報告書の提出、年間計画書及び報告書の作成など
採用予定人数:1名
受け入れ体制・環境
熱海市は、旅づくりコーディネーターの活動を支える充実した受け入れ態勢を整えています。市内には観光協会や商工会議所、地元企業との連携体制が構築されています。また、市役所や関係団体がサポートを行い、円滑な活動ができるよう環境が整えられています。
前年度は地域おこし協力隊が2名配属されており、仕事はもちろん生活面の相談もしやすい環境です。
求めている人物像
特別な資格は必要ありません。
熱海市のために何かしたいという思いと、最後までやり遂げる責任感、そして自らの意思で新しい道を切り開いていく推進力のある方を求めています!
- 地方創生、地方活性化に関心がある方
- チームビルディングや研修コンテンツ開発に関心がある方
- 地域住民や事業者等と柔軟なコミュニケーションがとれる方
- 人と接することが好きで、人の話に真摯に耳を傾けられる方
- 熱海市に定住してプロジェクトを継続する意思がある方
- 起業や就業を目指し、本市と共に意欲的に取り組む意思がある方
- ベンチャー企業や民間企業でのHR経験がある方、歓迎します
地域おこし協力隊卒業後について
協力隊で行う事業や方向性をご自身の意向に沿って、退任後の事業を検討いただくことになります。
【卒業後イメージ】
・旅行コーディネーターとして、旅行会社や宿泊施設等に就業
・地域コーディネーターとして、旅行会社や地域事業者から業務受託
・人材育成コンサルタントとして、企業向け研修事業を起業
職場の先輩の声
熱海市の現役地域おこし協力隊員の石原さん(左)と豊田さん(右)
私たちは昨年度の地域おこし協力隊の募集で、LOCAL MATCHを通じて採用されました。
仕事面や生活面もサポートしていきますので、ぜひ一緒に熱海市を盛り上げていきましょう!
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- 観光・ツーリズム
- 雇用形態
- 業務委託
- 業種
- 官公庁
- 使用するスキル
- イベント運営 プロジェクト管理 企画 営業 Excel Word PowerPoint
- 募集職種
-
地域おこし協力隊
平日及び閑散期における新たな需要創出による観光・宿泊施設の稼働率の平準化を目的に、企業合宿や教育旅行等のグループ旅行の受け入れ推進を担う地域おこし協力隊
- 働きやすさ
- 未経験OK 年齢制限なし
- 待遇
- 副業可能 住居支援あり 交通費支給あり
- 地域特性
- 海 山 川 温泉 暖かい 積雪なし 都市近郊 地方都市 古い町並み 買い物環境充実 移住支援制度 住まい支援制度
- 給与
-
月給 26.6万円 ~ 26.6万円
- 受動喫煙対策
-
対策済み(禁煙)
- 勤務時間
08:30~17:00(うち休憩1時間)
・ツアー対応等で時間外勤務が発生する可能性がありますが、その場合は別日に振替となります。- 休日
- 週3日程度
・活動の実態に即してご自身の裁量でお休みを取得してください。 - 福利厚生
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■住居
・住居はご自身で契約いただきますが、賃料は最大7万円/月まで補助します。(超過分は自己負担)
・住居に係る光熱水道費は自己負担となります。
・引越しに係る旅費や経費は自己負担となります。
■活動経費
・活動で使用するパソコンは市にて用意しますが、庁外への持ち出しは不可となります。
・携帯電話は自己所有のものをご利用いただきますが、通信費として5千円/月を補助します。
・活動には公用車を使用できます。
・2年目以降からは通勤手当を支給します。
・その他、活動のために必要な経費や研修費については予算の範囲内で補助します。
■社会保険
・国民健康保険、国民年金への加入は自己負担とします。
■兼業
・可(ただし市へ事前にご報告ください)
■その他
・携帯電話は自己所有のものをご利用いただきます。
・通勤や日常生活では自家用車をご利用ください。 - 契約/試用期間
旅づくりコーディネーターは、熱海市と隊員が委託契約を締結し、個人事業主として活動します。(市との雇用関係無し)
活動期間は、令和7年4月1日から令和8年3月31日までとします。ただし、年度ごとに再度更新の可否を判断し、最長3年間活動することができます。
採用時期:令和7年4月1日以降(市と内定者との相談のうえ決定)- 選考プロセス
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①応募書類の受付
・必要書類を送付いただいて正式に応募したものとします。
②書類選考
・応募書類をもとに熱海市にて選考を行います。
・選考結果はメールでお伝えします。
③一次面接(WEB)
・書類選考通過者を対象に、熱海市の担当者とWEB面談を行います。
④おためし地域おこし協力隊(現地)
・書類選考通過者を対象に、熱海市にて2泊3日のおためし地域おこし協力隊を行います。(12/13~12/15予定)
・参加を推奨しますが、必須ではありません。
⑤最終面接(現地)
・一次面接通過者を対象に、熱海市内にて面接を行います。
・実施場所や日程等の詳細についてはおためし地域おこし協力隊終了後に応募者へお知らせします。
・面接時には必要書類を持参いただきます。
※現地までの交通費等に関しては自己負担とします。
⑥最終結果の通知
・最終面接終了後に、結果を文書にて通知します。(1月予定)
勤務地
住所
静岡県熱海市中央町1番1号
・デスクは熱海市 観光経済課 観光推進室に設置予定です。
・イベント等のため熱海市外で活動をすることもあります。
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
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不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
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<必須>
・三大都市圏(東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県,愛知県,岐阜県,三重県,大阪府,京都府,奈良県及び兵庫県をいう)の都市地域又は政令指定都市に現に住所を有する方
・採用後、生活の拠点を熱海市に移すとともに熱海市に住民票を異動することができる方
・任期終了後も熱海市に居住する意向のある方
・地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格事由に該当しない方
・普通自動車運転免許を有している方、又は取得予定の方
・パソコンの一般的な操作及びSNSの活用ができる方
<歓迎>
・ベンチャー企業や民間企業でのHR経験がある方