新卒・第二新卒も歓迎。漁業の未来をカッコよく!次世代へつなぐ漁師コーディネーター
- 掲載開始日:
- 2024.09.09
- 掲載終了日:
- 2024.09.30
地域と暮らしLIFE STYLE
三重県南伊勢町はこんな地域
伊勢志摩国立公園の最南端に位置する南伊勢町。海と山の豊かな自然に恵まれ、リアス海岸沿いに漁村と農村が共存する独自の生活文化が息づく町です。
漁業や農業、水産加工、介護施設等が多くの方が町内で働いています。
江戸時代の賢人「河村瑞賢」や影流の祖「愛洲移香斎」などさまざまな史跡があります。
特徴1:移住コーディネーターとおしごとアドバイザーがいるまち
町内にはアパートがほとんどありません。不動産の物件情報も少ないため、町の空き家バンクの案内も移住コーディネーターが行います。
おしごとにいても、おしごとバンクの運営も行っているのでおしごとアドバイザーがご案内をします。
特徴2:美しいリアス式海岸と展望の町
伊勢志摩国立公園は日本有数の海の国立公園。中でも複雑な屈曲が美しい鵜倉半島周辺には、雄大な熊野灘の海岸美を眺める4つの展望台が点在しています。自然そのままの美しさを残した、それぞれの海の表情を眺めるのも楽しみのひとつです。
特徴3:最長50mの堤防に描かれた壁画「調和と教え」
南伊勢町神前浦(かみさきうら)にある漁港の防波堤に描かれた壁画は、お祭りや太鼓、提灯、御船、弓引きなど、この地域が持つ文化的豊かさを動きのある色彩と形で表現されています。
現在では観光客など多くの人が立ち寄りSNS等でも発信され、新たな観光スポットとして注目されています。
特徴4:とても穏やか雪は1年に1度見れたらラッキー
とても穏やかな気候です。過去30年間の町の平均気温は15.9℃、年間降水量は、2,273mm、降水日数は113日で雨の日は全国的に見ても少なく、雪はほとんど降ることはありません。
特徴5:いろんな業種の移動販売車がまちを駆け回ります。
集落内の小さな商店や町内の中心地にはスーパーマーケットやホームセンターはあります。お店のない集落には、移動販売車でお買い物できます。
三重外湾漁協組合の移動販売車は週4日、新鮮な魚を特売価格で販売されるので、地元でも大人気です。
車で30分から1時間程度で行くことができます。
仕事内容MISSION
企業紹介
今回の受け入れ先となるフィッシャーマン・ジャパンは(以下、FJとする)、水産業のイメージをカッコよくて・稼げて・革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく漁師集団として、宮城県石巻市から活動を始めました。
「水産業のしくみを変える」「未来のフィッシャーマンを育てる」「水産業の魅力を伝える」「これからの水産業を持続可能にする」の4つのプロジェクトを行っています。
石巻から始まった活動が宮城県内全域、東北、静岡県西伊豆町、三重県南伊勢町、北海道と全国へ、そして海外へも広がっています。また、これまでに全国に200人の新人漁師を増やし、石巻では200人以上の大学生インターンを受け入れてきた実績もあります。
詳しくはぜひホームページやSNSをご覧ください。
フィッシャーマン・ジャパン
事業内容
三重県南伊勢町の水揚げ量は県内1位。町内には10の漁港施設があり、中でも最も大きい奈屋浦漁港には1日に500t以上の魚が水揚げされることもあります。市場にはまき網や定置網で獲るサバ・イワシをはじめ、養殖マダイや養殖マグロも並ぶ、全国屈指の漁業の町です。
そんな南伊勢町ですが、かつては32,000人いた町民が10,000人まで減少し、漁業者の減少・高齢化が進んでいます。町としても、外湾漁協としても、これまで漁業を支えてきた漁業者の技術を継承し、町の漁業を維持・発展させていくため、若者の確保が急務となっていました。
そこで、宮城県石巻市を中心に担い手育成に取り組み、新規就業者を迎えた実績のあるFJ(石巻市内で7年間に40名以上の漁師が誕生)に働きかけ、2022年4月に「稼げる産業・担い手づくりスタートアップ事業」を南伊勢町からFJに委託。担い手育成事業「TRITON PROJECT」に取り組むこととなりました。その事業を一緒に推進してもらいます。
地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
\こちらもご確認ください/
地域おこし協力隊について
地域おこし協力隊~心得・ポイント解説~動画
なお、協力隊の応募にあたっては、地域要件を満たしていなければいけません。
詳細はこちら下部からご確認ください。
活動内容
地域の漁業を、本気で次世代につなぐ仕事です。
「漁業・漁村活性化コーディネーター」、通称;漁師コーディネーターとして、漁業の担い手採用支援や漁業課題の見える化などに取り組みます。水産資源の管理など漁業の抱える多くの課題に向き合い、持続可能な漁業を目指しサポートしていく業務です。
三重県南伊勢町は三重県一の水揚げ量を誇り、すでに漁師コーディネーターが活躍しています。チームの一員となり、コーディネーターの見習いから始めることができます。未経験でも安心です。3年後には漁業・漁村の活性化に限らず、プロの地域コーディネーターとして成長できるよう全力で応援していきます。
1年目の仕事は、漁業・漁村活性化コーディネーターの”見習い”です。漁業の問題解決につながる業務を、先輩コーディネーターに教わりながら、指示のもとに行っていただきます。
最初はコーディネーターとしての基礎を身につけるため、多くの人に会い、たくさんの話を聞きます。会議や書類作成もあるため、デスクで作業する時間が1週間の半分ほどあります。基本的に朝の9時半から業務が始まります。漁業体験などがある場合は、早朝から活動があります。
月曜:1週間の予定・タスク確認、役場や三重外湾漁協への挨拶周り、漁業体験の日程調整
火曜:定例MTG(議事録作成)、漁師への挨拶周り、イベントのアイディア会議
水曜:定例MTG(隔週)、漁業にまつわる自主勉強会、報告書作成、関係団体とMTG
木曜:まき網等の漁業体験、問合せ対応、SNS投稿、定例MTG
金曜:漁師ヒアリング、体験レポートの作成、関係団体とMTG、交流会
土曜:休み ※イベント時は土日勤務あり
日曜:休み ※イベント時は土日勤務あり
受け入れ体制・環境
フィッシャーマン・ジャパンと、南伊勢町役場の水産農林課・まちづくり課が一緒に働く仲間です。フィッシャーマン・ジャパンに所属し、コーディネーターの先輩である島本幸奈と2024年6月に着任した地域おこし協力隊の渡邉拓也とチームで働きます。さらに、役場の水産農林課水産係での協力隊の主担当は羽根俊介さん。まちづくり課では森本富由季さんが生活面でのサポートをします。
他にも同時期に採用される協力隊メンバーや漁業者、漁師たちを支える三重外湾漁協の職員さんたちとも一緒に働くことになります。
求めている人物像
地域に根ざし、あきらめずに挑戦を続ける意欲ある方を求めています。漁業を取り巻く複雑な課題に直面しても、笑顔で地道に取り組み、成果を追求できる方が理想です。未経験でもば問題ありません!
- 必須条件
・普通運転免許を持っている
・あきらめず、投げださず、続ける気持ちがある
・地域おこし協力隊の任用要件を満たす(生活の拠点を3大都市圏をはじめとする都市地域等から南伊勢町内へ移し、住民票を移動することができる人。地域要件については、総務省が設定している基準による)
・地域に住んだ経験や、ゼミや研究室などを通じて地域でフィールドワークをした経験がある - 歓迎要件
・誰とでも元気に挨拶ができ、雑談を楽しめる
・相手の話をさえぎらずに、最後まできくことができる
・ワード、エクセル、パワポでの業務経験がある
・小規模なイベントの企画・運営経験がある
・漁業や魚の知識・職歴(好奇心を持って覚える気持ちがあればOK)
・日本語で文章を書くこと、書類を作ることが苦ではない
地域おこし協力隊卒業後について
いつまでも水産業に関わる「フィッシャーマン」であってほしいです。
選択肢には南伊勢町で漁業コーディネーターを続けることも、フィッシャーマン・ジャパンのメンバーとして全国の漁村を飛び回ることも、海外のフィールドで活躍することもあるかもしれません。活動を通じて、「南伊勢町」と「水産業」にどのように関わり続けていきたいかの答えを見つけていきましょう。
職場の先輩の声
地域おこし協力隊/漁師コーディネーター
渡邉拓也さん
2024年6月から漁師コーディネーターの地域おこし協力隊として活動しております。
この仕事をする決め手になったのは、フィッシャーマン・ジャパンの一員として活動することで南伊勢だけじゃなく日本全国の水産業にアプローチできると思ったからです。
実際に、色々な地域で活動しているメンバーと情報を共有したり相談しながら活動しており、高い視座で仕事ができることに魅力を感じています。
そして、もう一つは南伊勢の漁師さんがおっしゃっていた「この町が好きだから、自分は水産業を頑張りたい」という言葉でした。
この人達のために頑張りたいと思える顔の見える関係性が築けるという点もこの仕事の大きな魅力だと思っております。
水産業の課題解決は大変な仕事ですが、その解決していく過程を情熱を持った仲間たちと共に取り組むことができます。
フィッシャーマン・ジャパンのメンバーや地元の漁師さん、役場の方々、漁協の方々など多くの方と協力し合い、共に目標に向かって進んでいくことは非常に励みになります。多くの地域や仲間との連携を通じて、日本の水産業を支える一員として貢献できることが、この仕事の最大の魅力です。
一緒に南伊勢の水産業に新しい風を吹かせましょう!
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- 農林漁業・狩猟
- 雇用形態
- 業務委託
- 業種
- 漁業
- 募集職種
-
地域おこし協力隊
漁業・漁村活性化コーディネーター。地域の漁業を、本気で次世代につなぐ仕事です。
- 働きやすさ
- 未経験OK
- 待遇
- 住居支援あり
- 地域特性
- 海 山 暖かい 積雪なし 移住コーディネーター
- 給与
-
年収 279万円 ~ 279万円
月給 23万円 ~ 23万円
- 報償費年間2,796,000円
基本報償費:233,000円/月
※時間外手当、退職手当等はありません。
活動日数が16日/月に満たない場合は日割り計算により支給します。
- 報償費年間2,796,000円
- 受動喫煙対策
-
対策済み(喫煙室あり)
- 勤務時間
月20日
活動時間:8時間/日(概ね9時半から18時半を目安とします)
活動開始時間・終了時間及び休日は活動状況により変動します。- 休日
- 週休2日(土・日)※土日祝日が活動日になることがあります
- 福利厚生
-
①活動経費
協力隊活動に要する経費は、町から隊員へ交付する「地域おこし協力隊事業補助金(上限年間1,736,000円)」から支出します。委嘱内容や予算等に応じて調整します。
協力隊活動に要する経費は、町から隊員へ交付する「地域おこし協力隊事業補助金」から支出します。固定の経費として、住宅家賃、燃料費、傷害保険料などがかかります。委嘱内容や予算等に応じて調整し、受け入れるや三重外湾漁協や役場と話し合って、支出します。
②住居
町と協議のうえ町内に住居を決定し、家賃は活動経費から支出します。(転居にかかる費用、光熱水費、自治会費等は本人負担とします。住宅は借家や町営住宅などを想定しています。)
③自家用車
自家用車は原則隊員本人所有の車両を使用してください。自家用車を所有していない人は活動経費でリースすることも可能です。
※活動時も自家用車を使用していただくことがあります。
④保険・年金
社会保険や雇用保険には加入しません。各自で国民健康保険、国民年金に加入することとし、その経費は本人負担とします。なお、活動中の傷害保険等には必ず加入することとし、その経費は活動経費から支出することができます。 - 契約/試用期間
契約期間:年度ごとに更新
- 選考プロセス
-
①応募書類の受付
※提出先は、エントリー後にご案内します。
※令和6年9月24日(火)23時59分締切
②書類選考
③面接の実施
④最終結果の通知
勤務地
住所
三重県南伊勢町五ヶ所浦941-15
アクセス
JR東海/近畿日本鉄道 参宮線(JR東海)と近畿日本鉄道(山田線) 伊勢市駅 車で1時間
フィッシャーマン・ジャパンの事務所「うみべのいえリビング」のコワーキングスペース、又は三重外湾漁業協同組合のデスク、南伊勢役場 南島庁舎の水産農林課のデスクなどを必要に応じて、指定して働いてもらいます。
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
-
不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
-
<必須条件>
・普通運転免許をお持ちの方
・あきらめず、投げださず、続ける気持ちがある方
・地域おこし協力隊の任用要件を満たす(生活の拠点を3大都市圏をはじめとする都市地域等から南伊勢町内へ移し、住民票を移動することができる方。地域要件については、総務省が設定している基準による)
・地域に住んだ経験や、ゼミや研究室などを通じて地域でフィールドワークをした経験がある方