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起業型地域おこし協力隊「Next commons Lab南相馬」オンライン説明会 起業型地域おこし協力隊「Next commons Lab南相馬」オンライン説明会 起業型地域おこし協力隊「Next commons Lab南相馬」オンライン説明会
イベント

起業型地域おこし協力隊「Next commons Lab南相馬」オンライン説明会

毎月2回(20:00-21:00)開催!
株式会社小高ワーカーズベース(福島県南相馬市)
掲載開始日:
2024.08.05
掲載終了日:
2024.09.25
開催地
福島県南相馬市
その他の条件

イベント情報ABOUT

開催の背景

予測不能な未来を楽しもう!
予測不能な未来を楽しもう!

福島県南相馬市では、「予測不能な未来を楽しもう!」コンセプトに、ユニークな視点や新しい価値観で暮らしをアップデートする事業を興し、まちの未来を共につくる起業型地域おこし協力隊「Next commons Lab 南相馬」のメンバーを募集しています。

これまで20人のメンバーが着任し、それぞれの分野で事業を推進してきました。
新たな雇用や共創が生まれ、少しずつ賑わいを見せている南相馬ですが、東日本大震災の影響で人口が急減したこの地にはまだまだ余白があり、地域を共につくるプレイヤーを継続的に募集中です。

一度まっさらになったからこそ多くの可能性に溢れ、新たなチャレンジを応援する風土がある南相馬で、自分らしい暮らしを共に創っていきましょう!

※Next commons Lab南相馬とは、全国で地域おこし協力隊を活用したプロジェクトを推進している一般社団法人NextcommonsLabと協働し、地域課題の解決や地域資源の活用を目指したプロジェクトを推進する南相馬市の事業です。
※小高ワーカーズベースは、南相馬市からNext Commons Lab南相馬の運営委託を受け、事務局として協力隊募集やメンバーの活動をサポートしています。

イベントの内容

NCL南相馬のメンバーたち!
NCL南相馬のメンバーたち!

起業型地域おこし協力隊「Next commons Lab南相馬」への応募検討者向けの説明会です。
概要や制度の説明、現在活動中のメンバー紹介や、応募にあたってのご質問等にお答えします。

双方向でのやりとりを前提とした少人数での説明会となりますので、起業や移住、事業計画書の書き方などお気軽にご相談いただけます。

今年度も続々と新規メンバーが着任しております!
まずは、お気軽にオンライン説明会にご参加ください。

※「Next commons Lab南相馬」の概要はこちら   

こんな人におすすめ

  • 起業する場所を探している。
  • フリーランスで活躍したい
  • 福島へUターンを検討している
  • 起業家同士で連携したい
  • 地域活性化や地域課題解決に興味がある

開催概要OVERVIEW

開催日時

2024年8月6日(火)・2024年8月21日(水)
2024年9月9日(月)・2024年9月25日(水)

開催時間:20:00-21:00
※10月以降も随時開催。詳細な日程は、エントリー後担当者よりご案内いたします。

当日スケジュール

20:00-20:10 参加者自己紹介(参加経緯など)
20:10-20:30 南相馬市について
NCL南相馬概要・事務局紹介
テーマ「予測不能な未来を楽しもう」とは
NCL南相馬 起業家メンバー紹介
募集プロジェクト、採用条件
市内活動拠点紹介
懇親会のご案内
20:30-21:00 質疑応答

費用・支払い方法

無料

定員

各回5名

申し込み方法
  1. 「エントリー」からお申し込み。
  2. エントリー受付後、担当者からご連絡差し上げます。
注意事項
  • オンライン説明会はzoomでの開催となります。エントリー後、正式申込をされた方にURLをご案内いたします。
  • 地域おこし協力隊の要件を満たしている方(福島県外・都市部から住民票移動できる方)が対象です。

地域と暮らしLIFE STYLE

福島県南相馬市はこんな地域

「相馬野馬追」と南相馬の街並み
「相馬野馬追」と南相馬の街並み

福島県北東部の浜通りに位置する南相馬市は、海と山に囲まれた自然豊かな場所でありながら、生活環境が整った暮らしやすいまちです。
約400騎の騎馬武者が疾走する伝統的な祭典である「相馬野馬追」に加え、近年はロボット事業にも注力しており、「ロボットの町」としても知られるようになりました。
2011年の東日本大震災による被害からの復興フェーズを経て、南相馬市では今、チャレンジする環境を求めて移住する若手起業家や、熱量高い地元の人の様々な取組みが組み合わさることによって、これまでにない新しいまちづくりが進んでいます。

特徴1:伝統的な祭り「相馬野馬追」があり、馬が身近にいるまち

町中を馬が歩く南相馬市
町中を馬が歩く南相馬市

南相馬では、馬という文字が入っているとおり町にとっても神事にとっても馬はとても大切で身近な存在です。馬はペットや家族に近い存在で、馬が道路を歩く風景や軒先に馬を飼っている家庭もあり、馬が日常の一つとして欠かせない文化となっています。

相馬野馬追

南相馬市で行われる伝統的な祭り「相馬野馬追」
南相馬市で行われる伝統的な祭り「相馬野馬追」

相馬野馬追は一千有余年の昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国(千葉県北西部)に野馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられています。
現在では、毎年5月末(2023年までは7月末)の土曜日・日曜日・月曜日に開催され、甲冑に身を固めた400余騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけて疾走する甲冑競馬が見られます。豪華絢爛で勇壮な戦国絵巻の迫力は圧巻です。3日間の観客数は約12万1400人に達し、多くの人々がこの壮大な祭りを楽しみに南相馬市を訪れています。

特徴2:色んな人が移住し、新しい賑わいを見せているまち



南相馬市の南側にある「小高区」。ここに集まるのは仕事も、遊びも、じぶんらしく、自由に謳歌する人たちです。 新しいチャレンジがあるからこそ、新しい繋がりがあります。そんなワクワクする暮らしができるのも南相馬市の魅力です。
南相馬市では「起業支援」、「移住支援」ともに手厚くフォローされており、移住しやすい環境が整えられています。

「“何者でなくても暮らしていける”というのが、今の小高の大きな魅力」と語る渡部さん(神奈川より移住)

神奈川県からUターン移住した渡部尚紘さん
神奈川県からUターン移住した渡部尚紘さん

Q. 最初に南相馬に戻ってこようと思ったきっかけはなんですか?
実は、最初の就職のときに南相馬に帰りたかったんです。友達の近くにいたかったので。でも震災もあったし、特定の住みたい地域があったわけでもなかったので、一度関東で就職して。
でもやっぱり「いつか地元に帰りたい」と感じていたので、地元について情報収集をつづけていました。
イベントで、たまたま小高ワーカーズベースの代表である和田智行さんと出会いました。当時、南相馬でコワーキングスぺースと飲食店事業に挑戦されていました。

小高は渡部さんにとってどのような場所でしょうか?
小高にはなにかにチャレンジしたい人も多いです。でも、“何者でなくても暮らしていける”というのが、今の小高の大きな魅力だと思います。
小高に“暮らす場所”としての魅力を感じながら、ご自身や町を俯瞰する視点を持ち、新しい人や出来事との出会いを楽しむ渡部さん。これからも、ご家族と心地よく暮らす時間を大切に、小高で豊かな時間を描きつづけていきます。

「東京時代と変わらぬ働き方ができている」と語る山内さん(東京より移住)

東京から移住した山内琢真さん
東京から移住した山内琢真さん

Q. 南相馬で暮らすことになった経緯を教えてください。
A.南相馬で「ITを使って起業して地域を盛り上げよう」と活動している地域おこし協力隊の塚本真也さんという人がいるんです。塚本さんが僕の会社の社長と知り合いで、「何か一緒にやれるといいよね」という話になったそうです。それで社員を1人南相馬に送りこもうと僕に話が来たんです。南相馬に来たこともなくて、福島県にあると知っていたかも怪しいくらい(笑)。接点はゼロでしたね。

実は、会社をちょうど辞める予定だったんです。5年くらい勤めて一通り経験を積めたので、ちょっと違うことやりたいと考えていた時期でした。想定外ではありましたが、「場所を変える」のもいいかもと思えたんです。

今も東京にいる時も基本的な仕事の内容は変わっていなくて、システム開発の仕事をしています。お客さんが作りたいITのシステム作りを請け負うんですが、東京のチームと僕と、大体5人くらいのチームで仕事をしている感じです。

Q.今の暮らしで気に入っていることはどんなことですか?
A.こっちに来てから、250ccの中型バイクに乗る趣味ができました。都会にいたら駐車場代だけで結構高くつくからバイクが持てなかったんです。

東京にいる頃は、基本的には会社が中心だったんですが、南相馬だと近所に友達がいっぱいいる。距離的に近い人間関係は、大学時代を思い出します。

Q.これから南相馬への移住を考えている人にメッセージをお願いします。
A.どのまちだからいいってことはきっとなくて、人と良好な関係をつくれる場所ならどこでもいいんじゃないかな。幸い、南相馬の人たちが僕を受け入れてくれて、何不自由なく暮らせてるので、僕にとってはすごくいい場所。もちろん、合わない人もいると思いますよ。僕は、こっちに来て「お誘いは基本的に断らない」と決めていました。新しい環境に入った時の基本的なプラクティスだと思うんですけど、逆に積極的に人脈を広げよう! みたいなことはなかったですね。

そうそう、僕は小高体育館をよく利用するんですが、ジムや体育館は3時間で100円で混んでいないし、東京でジムに通うことを考えたら破格です。休日の楽しみとして近隣のダムを巡ったり、銭湯につかりに行ったり、そんな楽しみもありますよ。

特徴3:子育て応援条例を制定するほど、子育ての応援に本気のまち

子育ての応援に本気のまち
子育ての応援に本気のまち

南相馬市では「こどもたちの笑顔がかがやくまち」を実現するため、全ての市民がともに力を合わせ地域社会全体でこどもや子育てを応援する「南相馬市こども・子育て応援条例」を制定しました。南相馬市では、こども・子育ての支援を本気で考え、切れ目ない支援を行っています。

妊娠するまでのサポート
一般不妊治療から先進医療、不育症についての費用をサポートしています。
▼主な助成内容
南相馬市不妊治療等助成事業(一般不妊治療):1年間に上限10万円を2年間まで
・南相馬市不妊治療助成事業(生殖補助医療):1年間に上限20万円を2年間まで
南相馬市不妊治療等助成事業(特定不妊治療):1回目30万円、2~6回目15万円
※保険適用の年齢、回数を超えて治療を受けた場合

出産・赤ちゃんのサポート
妊娠期からお子さんの誕生をサポートしています。
▼具体例
誕生祝い品を支給:2万円分育児用品チケット+お米30kg
はぐパパ応援育休取得促進奨励金:育休を取得したパパに最大20万円
多子世帯子育て応援支援金支給事業:第3子以降の出産に祝い金30万円

保育園・幼稚園のサポート
幼稚園・保育園は無料。一時預かりなども充実したサポートをしています。
▼具体例
在宅保育支援金の交付:在宅保育の場合、3歳未満のこども1人あたり1万円/月
認可外保育施設入所児童の助成:認可外保育料最大50.4万円
※1月最大4万2千円を助成
南相馬市ファミリーサポート推進事業:市民同士の助け合いで一時預かりや送迎をサポート

その他のサポートはこちら

特徴4:ロボットを活かした便利なまちを目指している



南相馬市は、“ロボット産業”を浜通り地域の将来的な発展可能性を持つ新産業の一つと捉えています。令和2年3月末に市内に整備された福島ロボットテストフィールドなどを活用し、南相馬市の目指すべき姿を市民とともに描くことにより、「ロボットのまち南相馬」の実現に向けて、“ロボット振興ビジョン”を策定しています。

市内の小学校ではロボット教育が取り入れられ、子どもたちが最先端技術に触れる機会が増えています。町では草刈りロボットや配送ロボット、農薬散布ロボットが活躍しており、実証試験も行われています。

これにより、南相馬市はロボット技術を通じて復興と未来の発展に向けた取り組みを加速させています。

特徴5:特産品が多く、美味しい・楽しい暮らしができる

右上から時計周りに「藍染」「南相馬市の果物」「お米(天のつぶ)」「日本酒(御本陣)」
右上から時計周りに「藍染」「南相馬市の果物」「お米(天のつぶ)」「日本酒(御本陣)」

南相馬市には野菜や果物、お酒、お米などの特産品が多く、南相馬市に根付いている藍染文化もあるため、美味しい・楽しい暮らしができます。

野菜/果物
南相馬市は梨作りが盛んで「幸水」「豊水」などがとれ、数量限定の梨ジュースもあります。いちごは福島県のオリジナル品種「ふくはる香」がおすすめです。

また野菜では、ブロッコリーは福島県の中でも有数の生産量を誇ります。
他にカボチャ、キュウリ、ネギ、トマトなどの多品目が作られています。

お酒(御本陣)
南相馬産の酒米「夢の香か」で作った日本酒です。復興と発展への願いを込めて「相馬野馬追」の総大将の陣所『御本陣』と名付けられました。
さらっとした飲み口に強い旨み、ふくよかな香りが感じられる純米酒です。
南相馬市内の酒店、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで気軽に購入できます。

お米
2011年に誕生した福島県のオリジナル品種「天のつぶ」は、「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」の系譜を持ち、しっかりとした食べ応えのある食感が特徴。海が近くて気候も温暖な南相馬は、品質を含め安定した米作りに適しています。

藍染
南相馬の藍染の文化は、震災後の復興の願いが込められて広まりました。

東日本大震災の後、放射能汚染の懸念から南相馬市ではすべての農作物の生産が困難になりました。そんな状況の中で、農家さんたちは「何かできることはないか?」と模索し、その結果として「藍染」にたどり着いたという経緯です。

「ものづくり」と聞くと年配の方をイメージしがちですが、南相馬では若い人々の間でも藍染の文化が根付いています。地域の大きなイベント時には気軽に体験できるコーナーが設けられ、小学校でも藍染体験が行われることも。

藍染の文化は、震災からの復興と共に、地域の若い世代にも広く受け入れられています。

特徴6:その他暮らしの情報

気候環境
南相馬市の東部には太平洋が広がり、西部には阿武隈高地が連なっています。この地形により、全体として海洋性の温暖な気候が形成され、夏は比較的涼しく、冬は降雪が少ない穏やかな北関東型の気候が特徴です。日照量も年間2001時間と比較的恵まれています。

「東北地方=雪が多い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、南相馬市では雪は数えるほどしか降りません。積もることがあっても2~3日中にはほとんど融けるため、雪かきはほとんど必要ありません。このように、南相馬市は冬でも過ごしやすい環境が整っています。

買い物環境
南相馬市には、複数の買い物スポットがあります。特に中心地である原町区には、大型ショッピングモールのほか、福島12市町村で唯一のユニクロやニトリもあり充実した環境です。飲食店も個人店から大手チェーン店まで数多く立地しており、休日には近隣町村から買い物で訪れる人も多くいます。

医療環境
南相馬市内には、病院・歯科医院を合わせて51件あります。南相馬市立総合病院という大きな病院も市内にあり、安心した医療を受けることが可能です。

交通環境
東京から南相馬市までは、新幹線、車、飛行機を使ってアクセスできます。中でも便利なのは、JR常磐線を使うルート。

東京駅から南相馬市の玄関駅であるJR原ノ町駅までは、常磐線の特急ひたちで乗り換えなしの約3時間30分、また、原ノ町駅からいわき駅までは常磐線で約1時間10分、隣県・宮城県の仙台駅までは約1時間20分でアクセスできます。

札幌や大阪からは、福島空港や仙台空港を利用する、空の便が便利です。

教育環境
地方都市には独自の魅力的な教育環境があります。まず、少人数制のクラスや自然体験を重視したカリキュラムを提供する学校が多く、教師が児童や生徒一人ひとりに目を配ることが可能です。また、地域のコミュニティは人との距離が近く、互いに優しく見守り合う雰囲気があり、親にとっても安心です。

さらに、地方都市では都市部に比べて時間の流れがゆったりとしており、広々とした空間が広がっています。このため、周囲の喧騒や過密な状況から離れ、ストレスを軽減しながら落ち着いて学ぶことができるでしょう。

また、地方都市ではその土地ならではの自然環境や文化を活かした学びの機会が豊富です。例えば、田植えや稲刈りといった農業体験や地元の伝統行事への参加など、都市部では得られない貴重な体験ができます。

参考となる動画


先輩移住者の声

「馬は家族」の文化がある南相馬から、起業家として、馬術選手として世界を目指す
神 瑛一郎(じん よういちろう) さん

東京から移住した神さん
東京から移住した神さん

神さんプロフィール
2020年10月、「馬の社会的価値を高める」ことをビジョンに掲げる「一般社団法人 Horse Value」を設立。
小高の町中を馬に乗って散策できる「小高うまさんぽ」、波打ち際を歩く「海トレッキング」、馬との関わり合いから企業などの組織活性化を図る「ホースミラーリングセッション」といった事業を展開。

Q.南相馬市に移住し、起業するに至った背景を教えてください。
A.大学まで馬術競技の選手でした。馬術をもっとメジャーなスポーツにしたいと思っており、馬の社会的価値を高められるような事業を興したいと考えていたところ、南相馬市の起業型地域おこし協力隊「Next Commons Lab 南相馬(以下、NCL南相馬)」のことを知りました。NCL南相馬は、地域の課題解決や地域資源の活用を図るビジネスの創出を目指す取組です。このような仕組みに対する単純な興味に加え、南相馬は馬が身近にあるまちで、チャレンジに寛容なまちだと知れたことも後押しになりました。

Q.実際にNCL南相馬で活動してみていかがでしょうか。
A.良くも悪くも自由で、思っていた以上に自分で動かなければならないことが多いと感じました。「地域おこし協力隊」とはいっても、起業型の場合は一般的な隊員の方々と違って出勤はないし、労務が管理されているわけでもありません。普通に起業するのと同じように、自分で必要な準備を進める必要があります。一方、協力隊の活動として報酬を受けながら事業の準備ができることは大きな支えになりました。

Q.南相馬に移住して良かったと思う瞬間はどんな時ですか。
A.私のように若いうちに移住し起業するような人の背中を押してくれる方が多く、とても恵まれていると感じます。

酒づくりを通じて、福島の沿岸に田畑を増やす
立川 哲之(たちかわ てつゆき)さん

東京から移住した立川さん
東京から移住した立川さん

立川さんプロフィール
2022年、日本酒にクラフトビールの技術を掛け合わせたお酒をつくるファントムブルワリー「ぷくぷく醸造」を南相馬市小高を設立。
今年の秋には新しい酒蔵を南相馬市に立ち上げるため精力的に活動中。

Q.南相馬市に移住し、起業するに至った背景を教えてください。
A.もともと学生の頃からボランティアで福島に来ていたこともあり、酒屋を目指していた頃から、ゆくゆくは浜通りで酒蔵の復活を手伝うか、自分で酒蔵を経営したいと思っていました。そうしたら、どうやら『haccoba』の佐藤太亮(さとうたいすけ)さんが南相馬市の小高区で酒蔵をつくろうとしていて、醸造責任者を募集しているという話を聞いたんです。まさか同世代でそんなことを思っている人が僕以外にいるとは全く思っていなかったので驚きました。ちょうど自分が醸造家として生きていくと決意したタイミングとも重なり、一緒に『haccoba』を立ち上げることになりました。

Q.実際にNCL南相馬で活動してみていかがでしょうか。
A.移住して事業をやりたい人たちのコミュニティがしっかりとあるので、みんな毎日のように顔を合わせますし、横のつながりも強いですね。この地域の人たちは、震災で一度はみんな避難して、戻ってきたという背景があります。特に、避難指示が解除されて戻ってきた人たちはこの小高を存続させていきたいという思いがあると思っているのですが、本当に移住者や起業家の人たちに優しいんです。ボランティア支援などで近辺を訪れることはあっても住んだことはなかったので、移住する前はどういう生活になるかはわかっていなかったのですが、今はただただ、毎日楽しく過ごしています。

移住支援制度

開催地

住所
福島県南相馬市小高区本町 1-87小高パイオニアヴィレッジ内

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