地方創生

  • TOP
  • イベント
  • 果物農家のリアルを語る! ~東北のフルーツ市場とこれからの可能性~
果物農家のリアルを語る! ~東北のフルーツ市場とこれからの可能性~ 果物農家のリアルを語る! ~東北のフルーツ市場とこれからの可能性~ 果物農家のリアルを語る! ~東北のフルーツ市場とこれからの可能性~
イベント

果物農家のリアルを語る! ~東北のフルーツ市場とこれからの可能性~

2024年10月30日(水)19時~20時半
山形県大石田町
掲載開始日:
2024.10.07
掲載終了日:
2024.10.30
開催地
山形県大石田町
その他の条件

イベント情報ABOUT

大石田
町 オンラインイベント参加者募集
大石田町 オンラインイベント参加者募集

イベントについて

LOCAL MATCHがお届けする「地域のリアルが聞ける LOCAL MATCH TALK」Vol.74。

今回のテーマは
果物農家のリアルを語る!
~東北のフルーツ市場とこれからの可能性~


山形県のほぼ中央部に位置する大石田町は、かつては最上川舟運最大の河岸として繁栄した人口約6,000人の歴史深い町です。
主な産業は農業で、水稲をはじめ「玄そば」の産地としても知られており、平成13年には環境省「かおり風景100 選」に選ばれ、県内外から多くの観光客が訪れる「大石田そば街道」もあります。また、生産量・品質ともに夏スイカ日本一と称される「尾花沢スイカ」も盛んに作られており、一般的なスイカの平均糖度が10度前後のところ大石田町産の尾花沢スイカはなんと12度〜13度の糖度を誇り、ふるさと納税においても常に人気となっています。

本イベントでは、山形県の村山地区・尾花沢地区の農業に精通しているJAみちのく村山の斎藤さんと、山形県大石田町で会社員からスイカ農家に転向し若手生産者のリーダー的存在でもある行澤さんをゲストにお招きし、山形における農業の実態や果物市場の可能性、スイカ農家のリアルについてお話をお聞きしていきます!

オンラインイベントなので、全国どこからでも参加可能!
当日参加できない方も、後日LOCAL MATCH COMMUNITYにてアーカイブ配信予定ですので、ぜひご覧ください♩

登壇者

スイカ農家
行澤 香治(なめさわ こうじ)さん

行澤さん
行澤さん

高校卒業後、進学を機に大石田を離れ一般企業に就職。
20年近く勤めたが、今後の自分の人生を考えた時、大石田に戻りたいという思いから2019年に大石田町就農。
現在はすいか45a水稲320aの面積を経営している。

みちのく村山農業協同組合 大石田営農センター
斎藤 慎吾(さいとう しんご)さん

斎藤さん
斎藤さん

2012年入職
グリーン大石田にて農薬や肥料の販売などを担当し、村山営農センターを経て2020年から大石田営農センターに所属。
スイカの栽培指導やスイカ選果場の運営などを担当している。

大石田町 産業振興課
佐藤 銀河(さとう ぎんが)さん

佐藤さん
佐藤さん

2015年入庁
保健福祉課、建設課を経て、2022年から産業振興課に所属。
新規就農者の受け入れ業務、農業インターン事業をはじめ、認定農業者や畜産農家などへの支援業務を行っている。

開催概要OVERVIEW

開催日時

2024年10月30日 (水)19:00~20:30

開催場所

オンライン(Zoom)開催

当日スケジュール

19:00 開会 (ZOOM開始)
19:05 LOCAL MATCHの紹介
19:10 大石田町によるプレゼン(20分)
    ∟自己紹介
    ∟大石田町について
    ∟今後の展望
19:30 ゲストによるプレゼン(20分)
    ∟自己紹介
    ∟取り組みについて
    ∟今後の展望
19:50 スイカ農家さんの紹介(5分)
    ∟自己紹介
19:55 トークセッション&質疑応答
20:25 LIFULLからお知らせ
20:30 閉会

費用・支払い方法

無料

定員

20名程度

申し込み方法
  1. 「エントリー」からお申し込み。
  2. エントリー受付後、担当者からご連絡差し上げます。

山形県大石田町の地域おこし協力隊を募集中!

地域と暮らしLIFE STYLE

山形県大石田町はこんな地域

最上川が流れる大石田町の風景
最上川が流れる大石田町の風景

大石田町は、山形県のほぼ中央部に位置し、かつては最上川舟運最大の河岸として繁栄した、人口約6,000人の歴史深い町です。
水と緑の豊かな景観に恵まれ、松尾芭蕉や齋藤茂吉、小松均、金山平三など数多くの文人墨客が訪れた、日本の原風景が今も残されています。

大石田町に広がる田園風景
大石田町に広がる田園風景

特徴1:農業のまち。特産品は「スイカ」「米」「そば」

大石田町は、農業が基幹産業で、スイカや米の栽培に適しており、最上川から発生する朝霧や昼夜の寒暖差が農産物に風味を与えます。

夏スイカのトップブランド「尾花沢すいか」

夏スイカのトップブランド「尾花沢すいか」
夏スイカのトップブランド「尾花沢すいか」
すいかは昼夜の寒暖差が激しい環境ほど糖度が増します。通常スイカの糖度は10度ほどですが、大石田町で作られるスイカは糖度が12~13度ほどと、甘さが特徴です。大石田町特有の気候、そして生産者のたゆまぬ努力により、甘さやみずみずしさが増し、どっしりとしたすいかが作られています。
毎年出荷すれば売り切れるほどの人気となり、食べた人を虜にするおいしさです。夏に大石田に行った際はぜひご賞味ください。

信頼のブランド「大石田米」

特別栽培米の「大石田米」
特別栽培米の「大石田米」
山形県内でも有数の豪雪地帯でもある大石田町。最上川がもたらす豊富な水源に加えて昼夜の寒暖差が大きい気候は米作りに最適。多くの生産者が、農薬や化学肥料を種類、量、共に半分以下に減らして栽培している「特別栽培米」に取り組んでいます。

また農産物を加工した特産品も人気です。
大石田町発祥の「ぺちょら漬」をはじめとした伝統的な漬物などふるさと納税の返礼品としても注目を集めています。

特徴2:四季の変化をじっくり味わいながら暮らせるまち

冬:雪がしんしんと降り積もる冬の静けさと雪国ならではの楽しみ

最上川の雪景色
最上川の雪景色
雪灯ろう街道と雪国ならではの遊び
雪灯ろう街道と雪国ならではの遊び

やわらかな光が町を照らす「雪灯ろう街道」
各家庭や学校などで、工夫を凝らした雪灯ろうや雪像を作り、その中のろうそくを灯します。柔らかなろうそくの明かりが町じゅうを照らし、幻想的な風景が広がります。
コンテストもあり、大型の雪灯ろうや、子どもたちのオリジナル作品など、力作が町内各地で見られます。

雪国ならではの遊び
雪上チューブスライダーはタイヤチューブに乗って雪のスロープを滑り落ちる遊びです。
冬の晴れた日は空気が澄んで雪化粧の山々がくっきり見えます。
スキーやスノーシューを履けば、雪のない季節は歩くことができない山や田んぼの真ん中を歩くこともできます。

春:雪解けとともに訪れる春の喜び。

大石田町の花「さくら」と昔から守り継がれている文化「ひな祭り」
大石田町の花「さくら」と昔から守り継がれている文化「ひな祭り」
町の花 さくら
大石田町の花に制定されている桜。愛宕山(あたごさん)の枝垂れ桜(しだれざくら)や、田沢沼の約50本の桜など、町内各地にお花見スポットがあります。
山々の雪が溶け、遅い春がやってくる大石田町。桜は4月中旬から下旬に見頃を迎えます。

舟運がもたらした優美なおひなさま
最上川舟運の最大の中継地として栄えた大石田町。京都・大阪から優美なおひなさまがもたらされました。そのおひなさまは、各家庭で今も大切に守り継がれています。
「大石田おひなまつり」は、家を訪ね歩き、飾り付けられたひなさまを見て回る「おひなみ」という形式で楽しまれていました。

夏:人々の熱気が集まる暑い夏

「維新祭」と「最上川花火大会」
「維新祭」と「最上川花火大会」
東北各地から踊りと太鼓の団体が集結「維新祭」
維新祭
維新祭
踊りと太鼓の祭典です。山形を代表する踊りである花笠踊りをはじめ、阿波踊り、よさこいや太鼓の団体が東北各地から参加。およそ20団体、500人が華やかな共演をくり広げます。

目の前で打ち上げる大迫力の花火「最上川花火大会」

最上川花火大会
最上川花火大会
昭和6年に始まった「最上川花火大会」。約3千発の花火が打ち上がります。打ち上げ場所と観覧場所が近く、自分の真上で花火が開いているような感覚に。直径が450mを超える大型花火が次々に打ち上がる光景は感動間違いなしです。

秋:自然の恵みを受け取る実りの秋。

新そばまつり
新そばまつり
新そばまつり
美味しいそばの条件は「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の三拍子がそろうこと。この三たてに「採れたて」が加わる新そばのシーズンに新そばまつりを開催し、大石田のそばを振る舞います。
使用するそばは大石田町の固有品種「来迎寺在来」。他では味わうことができないこのそばを、新そばまつりのために大切に育てています。

特徴3:環境省かおり風景100選「大石田町そばの里」

町の特産品であるそばの花畑
町の特産品であるそばの花畑
町内には十数軒の手打ちそば屋が軒を連ね、休日には県内外から多くの方が訪れる
町内には十数軒の手打ちそば屋が軒を連ね、休日には県内外から多くの方が訪れる

平地でも2メートルほどにもなる冬の積雪がもたらす豊かな水と、夏の昼夜の大きな寒暖差を生かした米、すいか、そばの生産が盛んです。
中でも、玄そばの生産量は県内トップクラス。寒暖差によってデンプンの蓄積が多くなり、豊かな風味を生むといわれています。
明治時代に、町内の来迎寺地区に伝来した「来迎寺在来」や、山あいの次年子地区で作られる地そばなど、個性的で風味豊かなそばを、絶えることなく栽培し守り継いでいます。
町内には十数軒の手打ちそば屋が軒を連ね、休日には県内外から多くの方が、大石田ならではのそばを求めて足を運びます。
平成13年には環境省かおり風景100選に「大石田町そばの里」が選ばれています。

特徴4:大石田の土を使った大石田焼が作られている

大石田焼が作られている「次年子窯」のレストラン
大石田焼が作られている「次年子窯」のレストラン

大石田町はガラス原料の産地でもあり、ガラス原料の精製時に大量の粘土が出ます。その粘土を陶芸に利用することができるため、陶芸に取り組む環境が整っている町です。
地域にはフランス出身の陶芸家や、廃校を拠点に大物陶器を制作する陶芸家も移住してきました。
廃校になり取り壊し寸前になった小学校は「次年子窯」として再び息を吹き返し、1階は制作工房、2階はレストランとなっており、陶芸体験も可能です。
まだまだ世間には知られていない大石田焼ですが、これから更なる発展が期待されます。

特徴5:コンパクトなまちで便利な暮らしができる

大石田町は、面積79.54平方キロメートルとコンパクトな町の作りが特徴です。
病院や教育施設、生活に必要な買い物も無理なくできる環境がそろっているため、便利な暮らしが実現します。

食料品や日用品は、町の中心部から車で約10分圏内で揃います。
大型ショッピングモールへも車で約30分程度で行けるため、日々の暮らしに困りません。
近隣には全国的にも有名な銀山温泉や、スキー場(赤倉温泉スキー場花笠高原スキー場)等もあり、雪国ならではの楽しみ方ができます。

特徴6:少子高齢化や人口減少など地域課題に積極的に取り組むまち

大石田町は「まち・ひと・しごと創生」を目指し、少子高齢化や人口減少に対応するため、多岐にわたった視点で地域課題の解決に取り組んでいます。

「地方創生を目指す『大石田丸』三本の櫂」をテーマに、

・壱の櫂 町外から「ひと」や「しごと」を届け、大石田の「技術(わざ)」や「特産品」を運び関係性も結ぶ仕組みづくり
・弐の櫂 町の宝である子供を安心して生み育て、愛着をもって住み続けたいという暮らしの環境づくり
・参の櫂 若者や女性が主役となり、次代を担う元気な町づくり

これらを3本柱とし、特産品のブランディングや空き家活用、子育て支援の充実化などの政策を進めている、成長著しいまちです。

特徴7:その他暮らしの情報

交通環境

新幹線に乗れば大石田駅から東京駅まで直通アクセス!
新幹線に乗れば大石田駅から東京駅まで直通アクセス!
自然豊かな環境でありながら、大石田駅から東京までは新幹線の乗り換えなしで約3時間。
山形空港までは車で約30分の距離なので、東京・大阪・名古屋・札幌などの主要都市にもアクセスしやすい立地です。
リモートワークやワーケーションなど、場所に縛られない働き方がしやすい環境となっています。

医療環境
町内には、5つの医療機関(歯科医院3・診療所2)、総合病院も車で約30分程度の距離にあります。

子育て環境
大石田町では、0歳から高校3年生まで全ての子どもの医療費を無料化しています。また、出産祝い金(※第1子:50,000円、第2子:100,000円、第3子以降:200,000円)を支給しています。 このほかにも、保育料・副食費は完全無償化などの支援を行い、子供たちを安心して生み育てられる環境づくりを目指しています。
「にじっこひろば」へようこそ!【大石田町子育て世代活動支援センターにじっこひろば】

雪について

多くの地区で『流雪溝』が整備されている
多くの地区で『流雪溝』が整備されている
大石田町は、冬になると雪が降ります。
雪は積もりますが、機械による道路除雪が行われているほか、多くの地区で『流雪溝』と呼ばれる雪を捨てることが出来る側溝が整備されており、除雪対策が整っています。
家の前などの生活圏はご自身で雪かきをしていただく必要がありますが、慣れれば冬の日課として大きな苦にはなりません。
さらに、小型除雪機械を購入する際に補助金(上限10万円)を支給するサポートを実施しています。
「雪景色のあるまちに住みたいけど大変そう」「雪のある暮らしができるか不安」となかなか移住に踏み切れない方でも、安心して大石田暮らしを始めていただけます。

先輩移住者の声

阿部さん (北海道から移住)
大石田の土壌は米以外を育てるのがもったいないほど米栽培に適している土地

北海道からUターン移住した阿部さん
北海道からUターン移住した阿部さん

Q.大石田町に移住したきっかけを教えてください。
A.大石田町出身で高校卒業後に陸上自衛隊に入隊しました。北海道に配属となり、そこで11年勤めました。
29歳になったころ、実家の農業を継ぐために大石田に戻ることにしたんです。
長男ということもあり、いつかは農業を継ぐことになるかなとぼんやりと思っていて。
農業をやることになったら6次産業をやりたいと考えていました。具体的には地産地消できるバルのようなお店や加工販売です。それを見据えて、札幌のダイニングバーで修行したりもしていました。農家を継ぐために自衛隊を辞める先輩も何人かいたり、大石田の離農者が増えたことで実家の農業の規模が大きくなったりして、踏ん切りがつきました。

Q.大石田町の良いところを教えてください
A.1番は静かなところですね。私自身は未婚で子どもはいませんが、自然とたくさん触れ合えて子どもを育てるにはとてもよい環境だと感じます。あとは近所付き合いですね。隣のおばあちゃんから「野菜が獲れたよ」ともらったり、うちの米をあげたり。こういう付き合いは大切ですし、それが地域全体の防犯にもつながっていると思います。

柏倉さん (東京からの移住)
「気軽に子どもと遊びにいける場所もあって、子育てに手厚いなと感じています」

柏倉さん (東京からの移住)
柏倉さん (東京からの移住)

Q. 大石田町のよいところはどんなところでしょうか?
人が優しいところですね。移住する前は、地方って知り合いとの距離が近かったり、人間関係が密過ぎたりするのかなって思っていましたが、実際に生活してみると、優しい人が多くてとてもあたたかいと感じています。
コロナもあって娘の産後は里帰りせず、尾花沢市にいる夫の祖父母のところに1ヶ月お世話になりました。「おいで、おいで、何も心配しなくていいよ」と言ってくれて、本当にありがたかったです。

子どものころスウェーデンに住んでいたこともあって、雪には慣れていると思っていましたが、大石田の雪は本当にすごくて!でもたとえば除雪で言えば、うちの場合アパートの管理会社が雪かきをしてくれるので困っていませんし、むしろ雪を楽しめています。
越してきた最初の年が特に多くて、朝起きたら車に、車と同じくらいの厚さの雪が積もっていて!夫と窓を開けて大笑いしました(笑)。

現在、1歳の娘を育てています。仕事をしているので保育園に預けていますが、夫の職場の目の前、私の職場から5分の園に入れました。保育園をはじめ、地域の子ども向けのイベントが充実していて、「にじっこひろば」など気軽に子どもと遊びにいける場所もあって、子育てに手厚いなと感じます。

Q.逆に大石田町のマイナス面はありますか?
方言はやっぱりまだ難しいです(笑)。少しずつ分かるようになっていますが、夫に”通訳”してもらうこともありますね。あとは、私たち夫婦は渋谷のバーで出会ったこともあって、そういう「大人が遊ぶ場所」は少ないかなと思います。ほかの町まで足を伸ばそうと思いますが、終電も早くてなかなか行けなかったり。でも、東京にいたころは0時まで飲んでいたりしていたので、その頃に比べると健康になりましたね(笑)

大石田町移住サイトより

移住支援制度

開催地

住所
山形県大石田町駅前通り9番地5KOE no KURA

オンライン(Zoom)

この記事をシェアする

こちらもおすすめRECOMMENDATION