【青森県平川市】実際の業務を体験できる、おためし地域おこし協力隊参加者募集
- 掲載開始日:
- 2024.11.18
- 掲載終了日:
- 2024.11.29
イベント情報ABOUT
地域おこし協力隊に興味をお持ちの方必見!全国には約3400の公立高校がありますが、一年間に統廃合される高校の数は60校前後と言われています。そんな中で、特に高校の統廃合が進む地方エリアでは、子育て世帯の転出や地域産業の衰退を抑止すべく、その高校独自の魅力化を図り、地域内だけでなく全国から生徒を受入れる取り組みが広がりつつあります。
青森県においても5つの高校が全国からの生徒受入れを進めており、農業が盛んな平川市では生産・土木・加工を学ぶ柏木農業高等学校を拠点に、全国への募集PRと生徒受入れのサポートを担う人材を募集しています。
みなさん「地域おこし協力隊」をご存知ですか?
地域の理解や人脈がない中で、都市部から地方に移住して、起業したり活躍することはハードルが高いと思います。
そこで、できたのが「地域おこし協力隊」という総務省の地方移住制度です。
地域おこし協力隊になると、最大3年間、報酬を得ながら地域おこし活動に関わることができます。
その3年間の活動を通して、地域の理解、人脈づくり、スキルアップ、暮らしの基盤づくりを行い、その地でのキャリアを描くことができます。
そのため、都市部から地方移住して地域課題解決や地域活性化に関わりたいという方には、おすすめの制度です。
※詳細は、総務省「地域おこし協力隊」説明ページもご覧ください。
イベントについて
2泊3日という期間で、募集ミッションの説明・体験、隊員との意見交換、地域の方との交流を通して、実際の業務をおためしで体験いただけるものです。
平川市の雰囲気や地域の方との相性など事前に体験できる貴重な機会となっているため、応募にあたり不安がある方におすすめです。
こんな人におすすめ
- 地方移住したい
- 平川市または青森県での暮らしに興味がある
- 地域課題の解決やまちづくりに興味がある
- 地域おこし協力隊になりたい
- 地方で地域と関わりながら働きたい
開催概要OVERVIEW
- 開催日時
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2024年12月13日(金)~12月15日(日)
- 開催場所
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青森県平川市
- 当日スケジュール
1日目
12:10 JR弘前駅 集合・昼食
13:35 オリエンテーション・現役隊員による講話・高校内見学、県外生徒との談話
17:15 宿泊先へ(市が用意した民泊施設)
2日目
10:00 現役隊員との談話・市役所見学・市内見学・成果報告書作成
18:00 宿泊先へ(市が用意した民泊施設)
3日目
10:00 成果報告書発表・地域おこし協力隊制度概要等説明(弘前圏域移住交流デザイナー)
12:00 JR弘前駅 解散- 費用・支払い方法
無料(2泊3日の宿泊代・宿泊先の夕朝食代を含む)
※昼食代は自己負担となります。
※片道分の交通費補助(上限3万円まで)あり。- 定員
5名程度
- 申し込み方法
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- 「エントリー」からお申し込み。
- エントリー受付後、担当者からご連絡差し上げます。
- 備考
おためし地域おこし協力隊参加中の移動は主に公用車での移動となります。
- 申込条件
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- 活動に意欲と情熱があり、地域の特性や風習を尊重し、積極的にコミュニケーションを図り、ともに地域活性化に取り組める方
- 高校生など若年層との会話に抵抗のない方
- 3大都市圏をはじめとする都市地域等に住民票を有する総務省が定める地域要件を満たす方
- 基本的なパソコン等の操作(ワード、エクセル、電子メール)とSNS等の情報発信ができる方
- 普通自動車運転免許証を取得している方、又は取得予定のある方
- 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
- 終了後のアンケートに回答いただける方
青森県平川市では地域おこし協力隊を募集しています!
地域と暮らしLIFE STYLE
青森県平川市はこんな地域
平川市は青森県南部に位置し、肥沃な土壌で農業が盛んです。津軽平野の一部で、りんごと水稲の複合経営が行われる美しい台地が広がります。八甲田山と岩木山に囲まれた温暖で安定した気候は、四季の変化が楽しめ、自然災害も少なく安心して暮らせます。弘前市まで15分でいけるアクセスの良さ、緑豊かな自然環境など快適な生活が送れる魅力的な地域です。
特徴1:りんご畑と田園風景の広がるまち
平川市は、広大なりんご畑と美しい田園風景が広がる自然豊かな町です。日本有数のりんご生産地である平川市では、四季折々の景色を楽しめます。
春にはりんごの花が一面に咲き、桜とともにその景観を楽しむことが可能です。夏には、青々としたりんごの木々と広大な田んぼが青空に映え、秋には赤いりんごがたわわに実り、収穫の季節を迎えます。
平川市のりんごは、東に八甲田、西に岩木山を眺め、肥沃な土壌に恵まれた大地と昼夜の寒暖差が織りなす気候条件によって、色づきのよい果肉が締まった甘みの深いりんごが特徴です。
また、農家の卓越した生産技術により青森県りんご品評会では、農林水産大臣賞を数多く受賞しており、評判が高いです。
農家と農業高校の提携も積極的
柏木農業高等学校と平川市の農家は、地域の農業教育と地域経済の活性化を目的に密接に連携しています。柏木農業高等学校の生徒は実地での農業実習や技術指導を受けることで実践的な知識を得るとともに、新しいレシピの開発や加工品のPRなど収穫後に向けた取り組みもおこなっています。
ただ農作物を作るだけではなく、経営感覚や広い視野を持った人材の育成につながるため、地域の農家の方も積極的にサポートしてくれています。
特徴2:津軽平野と岩木山を一望する自然豊かな町
平川市では、青森の最高峰である岩木山を一望できるスポットが多くあります。その中でも特に人気の高い「猿賀公園」と「志賀坊森林公園」を紹介していきます。
猿賀公園
猿賀公園は平川市猿賀にある公園で、公園内には約3300本の桜の木が植えられています。春には美しい桜が咲き誇り、「さくらまつり」が開催されます。公園の中心には、日本最古級の溜め池である「猿賀池」があり、釣りやボート遊びが可能です。
また、夏には菖蒲(しょうぶ)やアサガオの花が見頃を迎え、秋には紅葉が美しい景色を作り出します。「猿賀八幡宮」という神社も公園内にあり、歴史と自然を感じられるスポットです。公園には遊歩道や休憩所も整備されており、家族や友人とリラックスして過ごせる場所です。
志賀坊森林公園 志賀坊森林公園は標高350メートルに位置し、岩木山や広大な津軽平野を一望できます。特に夕景や夜景が美しいことで知られており、フォトスポットとしても人気が高いです。志賀坊森林公園は、春には桜や山野草が見られ、ハイキングやピクニックにも最適な場所です。また、展望広場は車で簡単にアクセスでき、プロポーズスポットとしても人気があります。
特徴3:弘前市までは車でも電車でも約15分!都市部へのアクセスがよい
近隣の弘前市や黒石市までは、広いバイパスが通っています。通勤ラッシュ時も混雑は少なく、各都市部への移動時間は車で約15分が平均的です。
また平賀・尾上地区は弘南鉄道弘南線、碇ヶ関地区はJRといった鉄道も複数路線が通っています。弘南鉄道弘南線の平賀駅から弘前駅までも約15分と車と同程度の時間で移動可能です。
また青森空港へも車で約40分で行けるので、県内だけでなく全国への移動もしやすいのも嬉しいポイントです。
特徴4:市内の至るところにある温泉で汗を流すのが市民の日常
平川市内には20もの温泉があります。レトロな温泉銭湯から森の中にポツンと佇む秘湯の一軒宿まで、さまざまな温泉があるので、気分によって楽しめます。
また平川市の温泉は、四季折々の風景を楽しみながら入浴できるのが魅力です。特に冬は雪景色の中で温泉に浸かるのが格別です。
津軽南田温泉アップルランド
平川市にある20カ所以上の温泉の中でも、特にユニークなのがアップルランドです。その名の通り、りんご尽くしの温泉です。
現地に着くとまず驚くのが屋上にある巨大観音像です。よく見ると、天に向かってりんごを掲げており、これは豊作祈願のために建立されたそうです。このポーズで記念写真を撮りたくなることでしょう。
アップルランドの名物は「りんご風呂」です。お風呂に何十個も浮かぶりんごを見るとテンションが上がります。ぷかぷかと浮かぶりんごは可愛らしく、手に取るとふわりと優しい香りが漂います。心から癒される瞬間です。
さらに、宿泊者限定のサービスとして、りんご型サーバーの蛇口から無料でりんごジュースを飲めます。このサービスもぜひ見逃さないでください。
大和温泉
大和温泉は「昭和レトロな近所の温泉銭湯」というキャッチフレーズの温泉です。もともと銭湯でしたが、今では地元の人々に愛される温泉浴場として楽しまれています。
浴室に入ると、レトロなタイル張りの床や壁、赤と青の取っ手のカラン。見ているだけでも昔ながらの銭湯の趣がたっぷりと感じられます。お風呂は源泉掛け流しで、あふれるお湯が床を流れています。
浴槽につかると体がしっかり温まり、天窓からの光も心地よく、リラックスできるでしょう。またレトロなマッサージチェアもあり、昭和の雰囲気を存分に楽しめます。
特徴5:待機児童0、医療費助成、完全給食など「子育てしやすさNo.1」のまち
平川市では子育て支援に力を入れており、「子育てしやすさNo.1」のまちを目指しています。
にこにこBaby応援事業
にこにこBaby応援事業は、市内の子育て世帯の経済的な負担軽減を図るために、行われている事業です。
国・県の補助事業である出産・子育て応援事業により妊娠時に支給される出産応援金5万円、出産時に支給される子育て応援金5万円に加え、市の単独事業として、子ども一人につき、出産時10万円を第1子から支給する制度です。
子育てひろば
子育てひろばは、乳幼児およびその保護者達が相互の交流を行うことが目的です。子育て相談や情報の提供、助言等の援助により、地域の子育て支援機能の充実を図り、子育ての不安感を緩和し、子どもの健やかな育ちを支援します。
市内には8つの施設があり、それぞれの場所によって活動内容は異なります
平川市こども家庭センター
平川市では、「母子保健機能を持つ子育て世代包括支援センター」と、「児童福祉機能を持つ子ども家庭総合支援拠点」の機能を維持しつつ、令和6年4月から新たに「平川市こども家庭センター」を設置しました。
平川市こども家庭センターでは、妊産婦、子育て世代、子ども全体に向けて一元的な相談支援を提供し、保健師や助産師などの専門職が必要な支援を途切れることなく行うことが目的です。
妊婦本人が困っていることや気になっていること、子育て全般に関する相談などに応じ、情報提供や助言・指導を行い、必要に応じてサービス機関への連携調整をしています。
特徴6:1年通して安定した気候で、県内で最も恵まれている地域
平川市の気候は日本海型気候に属していますが、東に八甲田山、西に岩木山があり四方山々に囲まれていることから1年を通じ安定した温暖な気候で、しかも温度差が少なく県内ではもっとも恵まれている地域となっています。
他県から来た方々は最初、平川市の多い雪に戸惑うかもしれませんが、時間が経つにつれて慣れ、雪のレジャーなども楽しめるようになるでしょう。市内では道路の除雪がきちんとされているため、自宅周辺の雪を片付けるのに必要な道具はスノーダンプ、雪かき用具、そして長靴があれば大丈夫です。
特徴7:その他暮らしの情報
生活環境
近隣の弘前市や黒石市までは、広いバイパス通っているので、通勤ラッシュ時の混雑は少なく、各都市部への移動時間は車で約15分とアクセスが良い環境です。近年、若い世代の移住者も増加しています。
買い物環境
生活環境は、スーパーやドラッグストア、コンビニ、銀行など市内に全てあり実際に住んでいる方も「車があれば不便は無い」とのこと。
医療環境
平川市内には、病院が10軒、歯科医院8軒あります。急病時も弘前市や黒石市にある総合病院を受診しやすい地域であることも特徴です。
教育環境
平川市内には小学校9校、中学校4校、高校2校があり、地域全体で子どもたちの教育を支えています。また、認定こども園14園があり、待機児童がゼロという環境が整っています。
参考になる動画
先輩移住者の声
平川市は都会でもなく田舎でもなく「ちょうどいいバランス感」
Q.平川市に住んでみて、良いなと思う点はなんですか?
A.一言で言うと「程よい田舎」って言えばいいのかな。そんなに田舎感はないんですけど、そんなに都会感もない感じ。
でも、弘前市とか青森市とかっていう都市部へのアクセスが結構良いですね。車で弘前だと10分~15分。青森市も1時間ぐらい。
生活する上でのアクセスの良さがある一方で、朝夕は静かで田舎っぽい、のどかな感じもありますし、 なんかちょうどいいバランス感かなと思って。
どれもこれも秀でているわけではないと思うんですよね。
何でもあるわけではないし、星空がすごい綺麗だとかいうほど田舎でもないし。
ただ飽きない、ずーっと居ても。都会はずっといたら疲れちゃうだろうし、田舎も年取ってきたりするとどこかに行くとかも困るだろうし。
なので、長期的に見た時のトータルバランスが1番いいんじゃないかなと。
Q.人との繋がりなどはどう感じますか?
僕がいるところは、「この人の言うこと聞かないともうここの集落に住めない」みたいな村八分にされるような感じはないです。
町会の人数は多くて、「ここの人誰だっけ」みたいなのはあるかな。ただ名前は知らないけど、なんとなくみんな顔わかってるみたいなところはあります。
なので、子供が1人で居ても「どこどこの子よね」みたいに人との繋がりは強くもなく弱くもないちょうど良い感じですね。
Q.暮らしていく上で、ちょっと不便だなと感じることはありますか?
A.いや、ないんですよね、あんまりねー。
子供が遊ぶところもあるし、スーパーもホームセンターもそれなりに近くにあるし、年1回旅行行こうってなっても、新幹線の駅、空港もまあまあ近くにありますし。
あー、雪ぐらいですかね。
僕は雪に慣れちゃったところはありますけど、慣れてない人からすると雪の片付けは、朝の1つの仕事になるので、ちょっとそこは大変かもしれないですね。
雪もデメリットと言ったらそうなんですけど、スキー、スノーボードとかのウインタースポーツができるのは良い点かな。
僕の家でも雪が積もると、そり遊びとかできるようにしたりするんですけど。マイナスな面はあるものの、それがないとできない楽しみっていうのもあるので、雪がマイナスなだけではないかなと。
スキー場なんかも、大鰐スキー場ってとこ行けば30分で行けますし。
東京とか関東の方にいると、スキー行くって言ったら、結構泊まりがけで大金叩いて行かないといけないですよね。
平川市だとゲームセンター行くような感覚で、ちょっと行って帰ってくるみたいなのができるっていうのがあるので、一概に雪が全部デメリットとは思わないかな。
なので楽しみが近くでできる代償だと思っています。
髙橋さん (秋田からの移住)
スローライフへの憧れと自然豊かな環境で子育てしたい
平川市出身ではないからこそ地域活動に
子育て中に町内会の子ども会や保育園の父母会、PTA活動などへ積極的に参加したことで仲間づくりができました。また、地域のスポーツ少年団で子どもたちにソフトテニスを指導するなど趣味を通じて地域の人との関わりが深くなりました。平川市出身ではないからこそ、積極的に様々な地域活動に関わることで、地域に自然と溶け込んでいけるようになります。
雪のこと
他県から来ると、はじめは雪の多さに苦労されると思いますが、住んでいるうちに慣れて、逆に雪があるからこそのレジャーを楽しめるようになります。
平川市は道路の除雪がしっかりしているので、自宅の前の雪を片付けるためのスノーダンプと雪べらと長靴があれば大丈夫です。
移住検討者へのメッセージ
平川市は弘前市などの大きい市が近く、自然が豊かで、災害も少なく安心して暮らせます。りんご畑、田んぼ、岩木山など何気ない普段の風景や広い空の移りゆく様子に四季を感じられるのも平川暮らしならではの良さです。
移住支援制度
開催地
住所
青森県平川市