村の暮らしを体感!プチ移住で田舎暮らし体験してみませんか?
- 掲載開始日:
- 2024.01.31
- 掲載終了日:
施設情報ABOUT
施設ができた背景
「移住したいけど、いきなりはちょっと……」と不安を感じていませんか?
戸沢村では、そのような不安を少しでも解消していただくため、戸沢村外からの移住希望者向けにお試し住宅をご提供します。「風土や気候を体感したい」「近所付き合いを経験したい」「仕事や住居探しの拠点としたい」という方は、ぜひご利用ください。
施設紹介
戸沢村移住お試し住宅は、戸沢村の角川地域にあり、実際に短期滞在し、現地の生活を実体験していただくことができます。
買い物などの日常生活を実際に体験してみることで、理想と現実のミスマッチを防ぐことを目的としており、ご自身で車を運転し村内を巡ってみたり、学校や保育園などの村内施設を見学してみたり、移住した後の生活を思い描いて色々と体験してみてはいかがでしょうか。
充実したお試し移住生活の支援メニューをご用意しております
ご利用は無料。1泊~7泊8日までご利用者様の希望に合わせた日程での利用が可能です。さらに、県外に居住する利用者様には、現地までの移動や滞在期間中の移動に要する交通費等への補助が最大8万円。また、希望者には本村の生活や環境等の情報を深く知ることができる機会として地元農家民宿での夕食交流会へ無料でご招待など、充実したお試し移住生活を送られるよう支援いたします!
お試し移住をお手伝いいたします
滞在期間中、移住に関する相談や空き家見学、学校や保育園などの施設案内等、ご希望に応じたコーディネートが可能です。
寝具のご利用について
衛生的なレンタル寝具を「無料」でご提供いたします。
設備
- エアコン、ガスコンロ
- 浴槽、シャワー、洗面台、ドライヤー
- 洋式トイレ
- 冷蔵冷凍庫、洗濯機、掃除機、掃除用具
- 電子レンジ、炊飯器、電気ケトル
- オーブントースター、テレビ
- Wi-Fi
- 調理器具、食器
体験できること
- トレッキングや釣りなどのアウトドア
- 温泉巡り
- 企業訪問
- 農家民宿での地元住民との交流会
- 学校や保育園などの施設見学
- 地域のイベントへの参加
- 空き家の見学
周辺施設
いきいきランドぽんぽ館
お試し住宅から車で約20分。子供から大人まで楽しめる温泉リゾートです。大浴場をはじめ砂風呂や薬湯など、温泉の施設も充実。通年利用できる屋内プールは、小さなお子様に大人気のウォータースライダーなど、楽しい施設がもりだくさん。
詳細はこちら
モモカミの里「高麗館」・道の駅とざわ
お試し住宅から約15分。小高い丘の上からは、雄大な最上川や辺りに広がる田畑など美しい景色を眺めることができます。韓国文化を再現した建物が特徴で、韓国の食材や人気のコスメなどが販売されている物産館や、ビビンバや冷麺など本格的な韓国料理が味わえるレストランがあります。
詳細はこちら
DCMニコット 戸沢店
お試し住宅から車で約15分。食品から生活用品、園芸資材や工具類まで揃う、スーパー&ホームセンターです。
詳細はこちら
料金・申し込み方法FEES & REGISTRATION
- 間取り
-
2LDK
- 費用・支払い方法
利用料:無料(飲食費等を除く)
利用可能日数:原則1日以上8日以内。年間最大4回まで。
最大5名まで利用可能。- 申し込み方法
-
- 「エントリー」からお申し込み。
- エントリー受付後、担当者からご連絡差し上げます。
- 注意事項
-
- 施設内は禁煙
- ペットの同伴は不可
- 滞在期間中の食料品や衛生用品、消耗品は利用者持ち込み
地域と暮らしLIFE STYLE
山形県戸沢村はこんな地域
戸沢村は山形県の北部・最上地方に位置し、東は新庄市、西は庄内町、南は大蔵村、北は鮭川村と酒田市に接しており、東西18km、南北23kmに広がり、面積261.31㎢です。
村の中央を日本三大急流の最上川が東西を貫き、古くから最上川舟運の要衝として栄え、俳人の松尾芭蕉や正岡子規をはじめ、多くの文人たちの歴史も数多く残されています。
また、年間のうち、約4か月間は降雪に見舞われる寒冷の地です。
日本で初めて国民健康保険の仕組みをつくった「共助の精神」は、村づくりの大切な理念として今も村民に受け継がれています。
特徴1:戸沢村を構成する3つのエリア
新庄盆地の一角を占める田園風景が広がる、北部エリア
新庄盆地の一角を占め、田園地帯が広がり、戸沢村の人口の半分以上がこの地域に住んでいます。隣の新庄市に近く、新庄市の会社に勤めている人も多くいます。また、村最大の温泉施設「ぽんぽ館」には、温泉プール・ウォータースライダーや砂風呂があり、ご家族で楽しむことができます。
特徴2:戸沢村を構成する3つのエリア
最上川渓谷沿いに東西に広がる、中部エリア
最上川渓谷沿いに広がり、東西に長く、戸沢村の人口の3割の方が住んでいます。また川に沿って、国道47号線が走り、東は新庄市、西は庄内町・酒田市そして鶴岡市へもつながっていて、車でのアクセスがとても便利なエリアになっています。芭蕉が乗ったと言われる最上川の舟下りをはじめ、白糸の滝や幻想の森など自然豊かな見どころの多い地区です。白糸の滝近くには温泉やドライブインなどもあり、一大観光地となっています。
特徴3:戸沢村を構成する3つのエリア
典型的な里山の風景が広がる、南部エリア
月山前連山を源流とする清流角川と支流沿いに14の集落が点在し、四方山に囲まれた典型的な里山の風景が広がっています。清流角川には、サケの遡上をはじめアユ・サクラマス・ヤマメ・イワナやモクズガニが生息し、釣り人のあこがれのエリアとなっています。地域の団体「つのかわの里」では、自然豊かな里山と田畑を中心にした体験プログラムを企画・実施し、多くの学校生徒や個人の方々が訪れています。
特徴4:最上川舟唄に耳を傾け四季折々の情景を感じる
日本三大急流である最上川の雄大な流れや、間近で眺める白糸の滝、船頭たちの舟唄やユニークなトークなど、舟の上ならではの特別な時間を過ごせます。冬季にはぽかぽかのこたつ船も登場します。
舟下りのコースである最上峡は、「奥の細道」の松尾芭蕉ゆかりの地であり、山形県立自然公園に指定されています。
特徴5:樹齢千年を超える天然多幹杉群、唯一無二の風貌を感じる
地元では神代杉、土湯杉、山之内杉などと呼ばれている天然杉の群生地である幻想の森。樹齢1,000年を超えると思われる天然杉が幹や枝をうねらせ、ねじれながら天に向かって伸びている姿は、まさに幻想的。昭和46年に、この森一帯が山形県立自然公園に指定されており、大変希少価値の高い森です。
特徴6:ブランド豚「戸澤豚一番育ち」が有名
戸沢村に2020年に誕生した銘柄豚です。餌にビタミンEを多く含めたことにより、肉の脂が甘く、濃い味わいが特徴です。柔らかい肉質と旨みたっぷりの肉汁で、お酒やご飯のお供にピッタリ。ふるさと納税でも大人気です。
農家レストランでは、戸澤豚一番育ちのとんかつ定食などが味わえます。
特徴7:保・小・中一貫教育で、戸沢村の未来を作る子どもを育む
令和4年度から保育園が教育委員会管轄となり、保育園から義務教育学校(小中一貫校)まで一貫した教育を行い、長期にわたる視点と自づ生徒の発達に応じた教育を推進しています。学びと発達の連続性を構築し、確かな学力と豊かな心、健やかな体の育成を図っています。
先輩移住者の声
鈴木 英策さん(神奈川県出身)、綾子さん(山形県新庄市出身)
Q.戸沢村に来たきっかけは?
A.地域おこし協力隊として、神奈川県から2015年8月に来ました。
もともと田舎に対するあこがれがあり、海外へのあこがれと併せてWWOOF(うーふ)という田舎の農場で働く(労働力=食事・宿泊)制度を使って、20代半ばにオーストラリア・カナダで2年間過ごした経験がありました。
その後、10年ほど首都圏で調理やレストランで勤務していましたが、田舎へのあこがれがあり、地域おこし協力隊の募集サイト(JOIN)を見て、いくつかの自治体に応募を検討しました。その中で、申込みが比較的簡単だった戸沢村を最初に応募したところ、送付後3日くらいに「この週末に首都圏に行く用事がある」と連絡があり、喫茶店で面接をしました。廃校になった校舎を使い、利活用を考えてほしいと言われ、面白いと興味を持ったところ、その場でいつ来るかという話になり、3か月後に戸沢村に行くことにしました。
Q. 実際に住んでみていかがですか?
A. 山や自然が本当によく、自分の性格に合っていたので、何の苦労もなく入り込め、地域の皆さんにも温かく受け入れていただきました。人との距離が近く朝晩時間関係なく連絡が来たり、手伝ってほしいとお願いされることもあったが、苦にならなかった。しかし、雪深いこともあり、地域の人たちはいずれ帰るのではないかと疑心暗鬼な目で見ていたが、移住2年目に入るとそれもなくなり、より親密になれたように思います。
地域おこし協力隊の活動の一環として、廃校を活用して週末カフェを始め、地域の子供からお年寄りまで集まる場として賑わいを見せるようになった。
妻とはカフェがオープンした頃、開店祝いの花を頼まれて持ってきた花屋さんがお隣の新庄市に住んでいた奥様と知り合いで、鈴木さんのことが気に入り、紹介したのが出会いだそうです。まさに花キューピットの存在でした。
Q. 暮らしはいかがですか?
A. 田植えや稲刈りを手伝って新米を食べたり、春の山菜・秋のキノコの味を楽しんだり、冬に備える赤かぶの栽培と食材づくり、そしてそれを育む雪深い冬、そういう四季を感じられることが一番楽しいです。都会にいる友人たちからは、SNSなどを通して生き生きした私の姿を見てとてもうらやましがられるほど、充実した毎日を過ごしています。
しかし、結婚することになり家を買ってリフォームした時、住宅ローンを組むのに一苦労しました。地域おこし協力隊として3年勤務しても非正規雇用の扱いでローンが下りず、とても苦労しました。地域おこし協力隊窓口や県などいろいろ相談しましたが、なんともならず課題として残ったなと感じています。
現在は、村内にある温泉施設「いきいきランドぽんぽ館」で支配人として勤務しています。ウォータースライダー付きの温水プールや砂風呂・薬草風呂・サウナなども完備されていて、食事をとることもできます。今はコロナの影響があり減っていますが、法事などの行事にも利用されています。また、昨年設立された「やまがた移住者ネットワーク」の副会長になって、移住促進や移住後の定住・定着の応援・サポート活動を行なっています。
Q. 移住を考えている人に
A. 「こうではないか、ああではないか」などという先入観は持たなく来たほうが良いと思います。先入観を持って来ると、違った時のギャップを感じたときにストレスとなり、つぶれてしまう可能が出てくる。里山のすばらしさを感じることができる地域だが、雪を中心に育まれた文化でもある。お金がかかり、冬の不自由さがあり、そういうことでできた文化なので、そこを楽しめるかどうかがポイントになるように思います。
Q. 今後の目標は?
A. 今のまま楽しく過ごしていきたい。毎年8月に開催されるボディビルディングの大会があり、それに向けて4か月かけて体を作るため、お金をかけて1室トレーニングルームを造った。そういうことも含めて、自分の時間を大事にしながら過ごしていけたらいいなと思っています。
移住支援制度
所在地
住所
山形県戸沢村大字角川432-1
アクセス
JR 陸羽西線 古口駅 バス 15分