食と農を通じて、ほどよく田舎の上越市正善寺地区を盛りあげる地域おこし協力隊募集
- 掲載開始日:
- 2024.04.02
- 掲載終了日:
- 2025.03.31
地域と暮らしLIFE STYLE
新潟県上越市はこんな地域
上越市は、新潟県の南西部に日本海に面して位置し、北は柏崎市、南は妙高市、長野県飯山市、東は十日町市、西は糸魚川市に隣接しています。
古くから交通の要衝として栄えましたが、現在も重要港湾である直江津港や北陸自動車道、上信越自動車道のほか、えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン、日本海ひすいライン、JR信越本線、ほくほく線などを有しています。さらに、平成27年3月には北陸新幹線が金沢まで延伸したほか、上越魚沼地域振興快速道路などのプロジェクトが進行するなど、三大都市圏とほぼ等距離に位置する中で陸・海の交通ネットワークが整った有数の地方都市となります。
市の中央部には、関川、保倉川等が流れ、この流域に高田平野が広がっています。この広大な平野を取り囲むように、米山山地、東頸城丘陵、関田山脈、南葉山地、西頸城山地などの山々が連なっています。
海に目を向けると、海岸線には砂丘が続き、砂丘と平野の間には天然の湖沼群が点在しています。
このように、上越市は、多様な自然を有する海・山・大地に恵まれた自然豊かな地域です。
特徴1:夏は海、冬はスキー!海と山に囲まれた自然豊かな街
上越市は北は日本海に面し、南は頸城山稜に囲まれた自然豊かな街です。四季の変化がはっきりしている上越市では、キャンプやパラグライダー、スキーやスノーボードなど、季節によって様々なスポーツやレジャーを楽しめます。市内にある金谷山スキー場は、1911(明治44)年に当時のオーストリア・ハンガリー帝国のレルヒ少佐が日本に初めてスキーを伝えた地でもあります。
また、雪で作った灯篭にキャンドルが灯る「灯の回廊」など、雪を活用したイベントも開催されています。
特徴2:米だけじゃない!「発酵」のまち上越市
上越市は日本屈指の米どころとして有名ですが、1年を通して湿潤な気候を利用した「発酵」の文化が発達しました。漬物や味噌、清酒やどぶろくなど、上越市の郷土料理には多くの発酵食品が使われています。
特徴3:歴史文化に溢れるまち
上越市は戦国時代の名将・上杉謙信が拠点とした地です。市内には上杉謙信の居城であり、難攻不落と言われた春日山城跡や謙信公を祭神とする春日神社などがあります。また、江戸時代には高田城の城下町として栄え、間口が狭く奥行きが広い「町家」や雪除けのための庇(ひさし)である「雁木」など、当時の街並みが今でも残っています。
特徴4:車は必須。でもアクセス良好!
上越市の公共施設やショッピングセンターなどの多くは道路沿いに点在しているため、市内での生活には車が必須となります。しかし、幹線道路が多く、バイパスも通っているため、スムーズに移動することができます。また、北陸新幹線や上信越自動車道、北陸自動車道も通っているため、他の都府県からのアクセスも良好です。
特徴5:都市部も農村地帯もある
上越市の中心地には大型ショッピングモールや飲食店が立ち並び、休日は多くの人で賑わいます。その一方で、少し郊外へ行けばのどかな田園地帯が広がり、自然を満喫することができます。都会と田舎、どちらも楽しむことができるのが上越市の魅力です。
先輩移住者の声
移住のきっかけ
スノーボードが趣味のAさん「冬は毎週のように雪山に出かける生活を送っており、浜松市に在住している間に自分の生活スタイルにあった場所に移住したいと考え始めたのがきっかけです。移住前はスノーボードを楽しむため上越市に何度も遊びに来ており、雪郷プロジェクトメンバーの一人が主催する、雪板と稲刈り体験のイベントを通して様々な人と知り合いました。」
Aさんはもともと移住地を決めるにあたって、人として生きる力を身につけるために、人とのつながりを大事にする地域に住みたいと考えていたそうです。
上越市で移住のきっかけとなる人と出会い、山・海・雪といった自然に囲まれ、生活圏のインフラも整っているなど、求める移住地の条件にすべて当てはまったことから移住の意思が固まったそうです。
普段の生活について
AさんはIT企業の社員としてリモートで働きながら、デザイン関係の個人事業も行っており、主に家で仕事をしています。「オフィスは閉鎖的な空間なので、限られた情報しか入ってきません。でも、ここならいろんな情報が入ってくるのでネタ探しにぴったりです。リラックスした環境で仕事をすることができて、仕事の効率化も図れます。」
Aさんにとって上越市はほっとできる場所であり、「特筆するものはないけれど、人も環境もよく、居心地のいいまちです。」と話していました。
近所づきあいについて
「田舎は閉鎖的というイメージがあって、移住する前は受け入れてくれるか不安でした。でも、移住の相談にのってくれた元町内会長さんが、「面倒を見てあげてね」と周りの人に声掛けしてくれたおかげで温かく迎えてくれました。」近所の人たちからは今でも野菜づくりのアドバイスをもらったり、時には手伝ってもらうなど日々お世話になっているそうです。生活をする上での生きる知識を教えてもらい、ご近所さんに恵まれたと話していました。
移住を考えている方へ
「移住をより安心に、移住後をより幸せなものにするために、一番大事なことは「移住先に友人がいる」ということだと思います。古くからの友人ということではなく、例えば移住相談で知り合った役所の担当者や、先輩移住者です。
特に先輩移住者は、移住のいろはを体感していますし、移住者の力になりたいと思っている方が多いと思います。
そんな人と出会うためにも、人から聞いた話やネット上の情報ではなく、旅行がてらに自分の足で住みたいと思ってる地域を歩いてみるのが一番だと思います。私は住みたい地域を歩いて、通行人全員に話し掛けました。そしてなぜかお米をもらいました(笑)。上越妙高はそんな温かい人がたくさんです。」
移住支援制度
仕事内容MISSION
企業紹介
受入団体の紹介
NPO法人食の工房ネットワークは、「”食べる側”と”作る側”を本来の姿でつなぐ活動」を中心に、お互いの立場からの結びつきを大切にし、畑から食卓までの流れの中で、安全性や品質に”透明性”を求めることを共通の目的として設立いたしました。
消費者と生産者がお互いに通じながら、安全な地場の生産品を、安心して食べることができるように”食に関するプラットホームづくり”を進めています。
事業内容
NPO法人食の工房ネットワークは、正善寺地区の中心的存在とも言える施設「正善寺工房」を拠点に活動しています。
工房では地場産の食材を使い、昔ながらの製法や無添加にこだわり、安心安全でおいしい漬物などを作っています。地域の方はもちろん、道の駅や都内にあるアンテナショップなどでも人気商品となっています。
また、地元の郷土料理や地場野菜を使った料理教室、漬けもの教室、味噌作り、そば打ちなど、様々な体験教室を開催し、参加者に楽しんでもらいながら伝統食文化の伝承にも繋げています。
そして、季節ごとの地域の食材や景観を楽しむ、地域の伝統文化に触れるイベントを正善寺地区の皆さんと協力しながら行っています。
正善寺地区は市街地にも近く、イベント時には多くの人が訪れますが、過疎化、高齢化、少子化、農地の荒廃など、課題を多く抱えているのも事実です。
そこで地域おこし協力隊員の力をお借りし、地域と一緒に活動しながら、地域の魅力を発掘して欲しい!
新しく柔軟な発想で、地域資源の活用・開発のアイデアを一緒に考えて欲しい!
そして先人から受け継いだ文化や資源を守りながら、今抱えている課題を少ずつ改善していきたいのです。
活動内容
地域おこし協力隊員は正善寺工房を拠点に、地域協力活動を行っていただきます。
【主な活動内容】
(1) 加工技術の習得及び農産加工品の開発と販売促進に関する活動
(2) 郷土料理などの伝統的食文化の継承に関する活動
(3) 上越産農産物の消費拡大に関する活動
(4) 地域資源を活用した都市と農村との交流イベントに関する活動
受け入れ体制・環境
はじめは知らない土地で生活することに抵抗を感じると思いますが、NPOの職員をはじめ、正善寺地区やボランティア団体、市職員によるきめ細かいサポート体制のもと、協力隊員の円滑な地域協力活動や有意義な日常生活につなげていきます。
求めている人物像
正善寺地区は過疎化や高齢化など課題を抱えている地域です。このような地域をモリあげたい、貢献したいという思いがあり、人と接することが好きな方、そして地域住民から信頼を得られることができる方を求めています。
- 地域のために貢献したいという意欲のある方
- 地域の方や関係者とのコミュニケーションを大切にできる方
- 人と接することが好きで、人の話に真摯に耳を傾けられる方
- 地域おこし協力隊活動終了後、上越市に定住してくれる方
地域おこし協力隊卒業後について
協力隊員としての3年間の活動の中で、正善寺工房を活動拠点として学んだ知識やノウハウは、退任後も引き続き、NPO職員として活かしていくことが可能です。
また、NPOでの勤務以外の収入(副業など)についても相談に乗ります。
職場の先輩の声
事務局長
齊京 貴子さん
新しい発想で、地域の魅力をユニークに発信したり、大きな挑戦をしたり、自由に新企画を考えたりしながら地域を元気にできることを、共に考える仲間になっていただけると嬉しいです!
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- 地域産品
- 雇用形態
- 雇用関係なし
- 業種
- 農業・林業 その他
- 使用するスキル
- Excel Word PowerPoint
- 募集職種
-
地域おこし協力隊
食と農を軸にまちづくりに取り組む地域おこし協力隊
- 働きやすさ
- 副業・兼業の仕事 未経験OK 研修・講座あり
- 待遇
- 副業可能 事業承継 住居支援あり 社会保険あり 交通費支給あり
- 地域特性
- 海 山 温泉 積雪あり 古い町並み 買い物環境充実 子育て環境充実 子育て支援制度 起業支援制度
- 給与
-
月給 18万円 ~ 18万円
- ※賞与あり(年2回)
※別途通勤手当、住居手当の支給あり(上限あり)
- ※賞与あり(年2回)
- 受動喫煙対策
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対策済み(禁煙)
- 勤務時間
9:00~17:00(休憩1時間)
- 休日
- 日曜日、木曜日(ただし、これらの日がイベント開催日に当たるときは、その翌日)、12月29日~1月3日
年次有給休暇、特別休暇(結婚、病気、忌引休暇等) - 福利厚生
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・住居
必要に応じてNPOが斡旋します。また、住居手当として月額5万円を上限に支給します。ただし、光熱水費等は自己負担です。
・車両
NPO所有の車両を貸し出すことも可能です。活動に必要な燃料費は予算の範囲内でNPOが負担します。
・活動経費
消耗品費、活動・研修旅費等は、予算の範囲内でNPOが負担します。
・保険等
健康保険、厚生年金、雇用保険
※任用日に健康保険は75歳以上、厚生年金は70歳以上の人は加入できません。 - 契約/試用期間
・NPO法人食の工房ネットワークの職員として雇用します。(地域おこし協力隊として市長が委嘱します)
・協力隊の活動状況が良好であれば、委嘱した日から3年を超えない範囲で再度委嘱します。- 選考プロセス
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①現地見学会に参加
②一次選考(書類選考)
③二次選考(面接試験)
④結果通知
勤務地
住所
新潟県上越市大字下正善寺1027‐2正善寺工房
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
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不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
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(1) 三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)から上越市に住民票を異動し、生活の拠点を移すことができる方(上越市出身で、現在、前記都市地域等に住民票を有し、Uターンを希望する方も含む)
(2) 普通自動車免許を有する方
(3) パソコンの一般操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)ができる方
(4) SNS(FacebookやInstagramなど)により情報発信ができる方
(5) 現地見学会に参加した方
(6) 協力隊員の任期終了後、上越市に定住しようとする意思のある方