【佐賀県】地域住民が安心して永く未来を考える「ローカルバス乗り聞きすと」募集
- 掲載開始日:
- 2024.12.23
- 掲載終了日:
- 2025.01.12
地域と暮らしLIFE STYLE
佐賀県はこんな地域
九州の北部、福岡県と長崎県の間に位置し、豊かな自然環境に恵まれた佐賀県は、佐賀牛、呼子のイカ、海苔、日本酒など魅力的な食の宝庫として知られていますが、実は毎日食べるお米や野菜がおいしいのも自慢。日々ちょっとした幸せを感じられます。
都市部に比べると住宅にかかる費用もお手頃。それでいてお隣の福岡都市部までは佐賀市から特急で約40分、鳥栖市からは約18分と通勤・通学圏にあるため“田舎と都会のいいとこどり”ができるのも魅力です。
特徴1:有田焼や伊万里焼発祥の地
佐賀県は長い歴史を持ち、特に陶磁器の生産で知られる地域です。有田焼や伊万里焼といった世界的に有名な陶磁器の発祥地であり、伝統的な技術と文化が今なお息づいています。また、佐賀藩など歴史的な要素が豊富で、それらを生かした観光も発展しています。歴史的な背景が地域の誇りとして受け継がれています。
特徴2:地元の食文化が多彩
佐賀牛や海苔、有明海の珍味といったブランド食材が豊富で、地元の食文化は多彩です。農産物の新鮮さと共に、地域でしか味わえない独特な料理が多く、食を通じた観光資源にもなっています。訪れる人々にとっても佐賀の食は魅力的であり、地域経済の活性化に貢献しています。
特徴3:見どころ満載の観光地が点在
佐賀城本丸歴史館や、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」など、見どころ満載の観光地が点在しています。これらの観光スポットは地域の歴史や文化を体感できる場として、国内外の観光客を引きつけています。また、温泉地や美しい海岸線も訪れる価値があります。
仕事内容MISSION
事業内容
ここ数年、全国の例に漏れず佐賀県内各地でも、運転士不足や利用者減少の影響で、移動手段の再編・減便・廃止が多数生じています。
「移動」は、人生を豊かにするための手段の一つ。例えば、高齢の方が免許を返納した後に、野菜を持ち寄ったり、近所の人とおしゃべりしたりできる場所に、気軽に出掛けられる移動手段があれば、免許返納後も生き生きとくらしていけます。
私たちの仕事のやりがいは、移動の先にある「くらし」を思い描き、地域の方々が住み慣れた場所でくらし続けられるお手伝いができることです。
今回、募集する協力隊の方には、地域の皆さんが、住み慣れた場所で安心してくらし続けられるために、移動手段の維持・確保を図るサポートをしていただきます。
活動内容
日ごろから地域との関係を持ちつつ、移動手段の利用状況を把握します。また、そのデータに基づき、県全体の交通ネットワークの在り方を検討し、県職員や市町、地域の方々、交通事業者、運輸支局とともに、その地域でどのような移動手段が最適なのかを検討していくお仕事です。
また、検討した対策について、関係者との調整を行いながら、実現に向けたサポートも行っていただきます。
具体的な仕事内容
①市町の交通担当職員や交通事業者との関係づくりを行った上で、地域住民の意見を聴く機会があれば一緒に入って意見を聴く。
②県職員と協議し、複数の市町をまたがる路線バスや、市町の中を運行するコミュニティバスの中から調査対象を決め、そのバスの乗車場所やダイヤ、周辺施設を調べる。また、県職員と協議しながら、調査項目の洗い出しや、データをまとめるフォーマットを準備する。
③バスに乗車し、目視で利用者の属性(年齢層、学生か高齢者か、勤め人か)などを確認したり、場合によっては聞き取り調査を行ったりして、予め作成しておいたフォーマットに結果をまとめる。
④調査結果を必要に応じ関係者に共有する。また、調査結果を元に、県職員や市町、地域の方々、交通事業者、運輸支局とともに、その地域でどのような移動手段が最適なのか考察、協議する。
(考察の例)
✓通勤や通学で一定数の利用がある場合
→通勤・通学に必要な路線として維持するため、より効率的なダイヤを検討する。さらに、新たな利用者獲得のため、周辺にどういう施設があるか調べ、例えば工場地帯があればその従業員向けに利用促進を行うことを検討する。
✓利用者は少ないものの高齢者の買い物や通院利用が数件ある場合
→決まった時間に決まったルートを運行する路線バスやコミュニティバスといった形態から、予約があった時だけ運行するデマンド交通への転換など、効率的な運行形態を関係者とともに検討する。
⑤協議の結果を元に、必要な対策の実施に向けて、アイデアや他事例の紹介を行ったり、地域住民 への周知や、利用促進等に関する話し合いの場を設定する。
・1日および1週間の活動スケジュール(例)を
こちらにまとめましたので参考にしてください。
業務の楽しさ・やりがい
「移動」は、人生を豊かにするための手段の一つ。私たちの仕事のやりがいは、移動の先にある「くらし」を思い描き、地域の方々が住み慣れた場所でくらし続けられるお手伝いができることです。
また、バスに乗らなければ出会えなかった方とお話しできる点に楽しさを感じます。バスに乗り込んで初対面の方に話を聴く、なんていうことはなかなか他の仕事では得難い経験であり、話を聴くうちにその方の人生ドラマが垣間見えることもあります。
実際に利用されている方の顔が見える、声が聴ける、またその方々の生活に欠かせないものに関して役に立てることに、この仕事の醍醐味を感じます。
移動手段の維持・確保は、簡単に解決することが難しい社会課題ですが、裏を返せば必ず人の役に立つやりがいのある仕事です。
受け入れ体制・環境
佐賀県交通政策課地域交通システム室に席を置き、その指示のもと、地域における移動手段の維持・確保に向けた業務を県の担当職員と一緒に行います。
週に一回は、定例ミーティングを行い、業務の進捗状況や課題の共有を行います。業務において不安な点や迷うことがあれば、その都度、県の担当職員に相談していただき、解決策を一緒に考えていきます。
求めている人物像
社会課題の解決に取り組みたい、人の役に立ちたいという思いが強い方にお薦めしたいお仕事です。
- 交通や地域づくりに関心のある方
- 社会課題の解決に意欲のある方
- 公共交通での移動を楽しめる方
- 報告・連絡・相談がしっかりできる方
歓迎スキル
(1)普通自動車免許を所持し、日常的な運転ができる方
(2)初対面の方や地域の人とコミュニケーションを図ることができる方
(3)人の気持ちを大切にできる方
(4)人と協議して物事を検討し、実施に向けて進めていける方
(5)物事を俯瞰して状況を整理し、優先順位をつけることができる方
職場の先輩の声
移動手段にまつわる課題は、一朝一夕で解決できるものではありませんが、地域の人が住み慣れた場所で、自分らしくくらし続けられるように、自分にできることを精一杯やる、との思いで日々業務に取り組んでいます。こうした思いに共感してくださる方と一緒に働ければ嬉しいです。
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- その他
- 雇用形態
- 会計年度任用職員
- 業種
- 運輸業・郵便業 生活関連サービス業・娯楽業 医療・福祉 官公庁
- 使用するスキル
- Excel Word PowerPoint
- 募集職種
-
地域おこし協力隊
安心安全なまちづくりに取り組む地域おこし協力隊 - 働きやすさ
- 未経験OK 年齢制限なし
- 待遇
- 住居支援あり 社会保険あり
- 地域特性
- 海 山 川 古い町並み 買い物環境充実 子育て環境充実 教育環境充実
- 給与
-
月給 12.8万円 ~ 17万円
- 月額:約17万円+期末手当+勤勉手当
報酬額は、月額128,588円~170,004円の範囲内で、職務内容、免許資格、経験年数等を考慮し、決定されます。
月額報酬に加え、期末手当が在職期間等に応じて、最大年間2.55月分(6月、12月に支給)、勤勉手当が最大1.16か月分支給されます。
※令和7年6月においては、任用期間が6か月に満たないため、支給されません。
※期末手当の前年度実績(支給月数)は、上限の支給月数です。
- 月額:約17万円+期末手当+勤勉手当
- 受動喫煙対策
-
対策済み(禁煙)
- 勤務時間
午前8時30分から午後5時15分の範囲内を基本とする。
・休憩1時間
・月124時間勤務
(休日(祝日等)により勤務日が変動するため、前の月の末日までにその月の勤務時間は個別に調整する。)- 休日
- 週休3日
- 福利厚生
-
家賃補助 5.5万円/月を上限に支給
全国健康保険協会管掌健康保険
厚生年金保険
雇用保険 - 契約/試用期間
佐賀県庁の会計年度任用職員(パートタイム)として採用します。
任期は、着任から令和8年3月31日までとしますが、最長で着任から3年を限度に再任することができます。- 選考プロセス
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・一次選考(書類選考):2025年1月13日(月)必着
・二次選考(現地面接):2025年2月14日(金)~2月16日(日)
※2泊3日のおためし地域おこし協力隊制度に参加いただき、現地面接を行います。
勤務地
住所
佐賀県佐賀市城内一丁目1番59号
アクセス
JR 長崎本線 佐賀駅 バス複数路線利用可 県庁前下車
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
-
不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
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①三大都市圏や政令指定都市の都市地域(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)から佐賀県内へ、採用日に住民票を異動できる方(特別交付税措置に係る地域要件確認表に準じた要件となります)
②地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない方
③誠実に職務を遂行できる方
■歓迎スキル
(1)普通自動車免許を所持し、日常的な運転ができる方
(2)初対面の方や地域の人とコミュニケーションを図ることができる方
(3)人の気持ちを大切にできる方
(4)人と協議して物事を検討し、実施に向けて進めていける方
(5)物事を俯瞰して状況を整理し、優先順位をつけることができる方