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イベント

狩猟×○○で生業づくりを考える! ~害獣を財産に変える持続可能な鳥獣害対策とは~

2024年9月26日(木)19:00~20:30
山形県戸沢村
掲載開始日:
2024.08.30
掲載終了日:
2024.09.26
開催地
開催地なし
その他の条件

イベント情報ABOUT

戸沢村 オンラインイベント参加者募集
戸沢村 オンラインイベント参加者募集

イベントについて

LOCAL MATCHがお届けする「地域のリアルが聞ける LOCAL MATCH TALK」Vol.71。

今回のテーマは
狩猟×○○で生業づくりを考える!
~害獣を財産に変える持続可能な鳥獣害対策とは~


山形県北部の最上地方に位置する戸沢村は、日本三大急流の一つ「最上川」が村の中央に流れる人口4,000人ほどの自然豊かな村です。産業としては、全国的にも景勝地として知られる「最上峡」と国内外から年間約9万人が訪れる「最上川舟下り」などの観光資源があり、村の大半を占める山林と豊富な水による水稲や山菜などの農業も盛んです。

しかし、そんな戸沢村では、昨年から世間を騒がせているツキノワグマをはじめニホンザルやシカ等による農作物被害に悩まされており、猟友会の高齢化による担い手不足も相まって、鳥獣被害が深刻化してきています。今後、農業者の生産意欲の低下や農地の荒廃を防ぐためにも、地域全体で被害防止策に取り組むと同時に、狩猟への関心を高めながら次世代のハンター確保・育成することが必要となっています。

本イベントでは、岩手県大槌町で鳥獣被害の持続的解決を目指し、「害獣」を「まちの財産」に変えるプロジェクトとして、ジビエ活用からジビエツーリズム、ハンター育成まで幅広く事業を展開する大槌ジビエソーシャルプロジェクトの工藤さんをゲストにお招きし、大槌町で実際に行われているジビエサイクルの取り組みや今後地域に必要となる人材や事業についてお話をしていきます!

オンラインイベントなので、全国どこからでも参加可能!
当日参加できない方も、後日LOCAL MATCH COMMUNITYにてアーカイブ配信予定ですので、ぜひご覧ください♩

登壇者

大槌ジビエソーシャルプロジェクト 工藤 秀佳さん

大槌ジビエソーシャルプロジェクト 工藤さん
大槌ジビエソーシャルプロジェクト 工藤さん

2021年4月に大槌町地域おこし協力隊に着任。
現在、岩手県大槌町のジビエ処理加工施設MOMIJIで、オンラインショップの運営と、研修・講演会を担当。
1996年北海道生まれ。

【MOMIJI株式会社とは】
岩手県初のジビエ処理加工施設として2020年開業。
鹿肉・鹿角や鹿革を使用した雑貨、ペットフードの製造・販売の他、ツーリズム、ハンター育成、ジビエ事業化支援等を行う。

大槌ジビエソーシャルプロジェクト
MOMIJI株式会社

開催概要OVERVIEW

開催日時

2024年9月26(木) 19:00~20:30

開催場所

オンライン(Zoom)開催

当日スケジュール

19:00 開会 (ZOOM開始)
19:05 LIFULL 地方創生の紹介
19:15 戸沢村によるプレゼン(15分)
    ∟戸沢村のご紹介
    ∟鳥獣害対策の取り組みと課題
    ∟今後の展望
19:30 ゲストによるプレゼン(30分)
    ∟自己紹介
    ∟活動について
    ∟今後の展望
20:00 トークセッション&質疑応答
20:25 LIFULLからお知らせ
20:30 閉会

費用・支払い方法

無料

定員

20名程度

申し込み方法
  1. 「エントリー」からお申し込み。
  2. エントリー受付後、担当者からご連絡差し上げます。

山形県戸沢村の地域おこし協力隊を募集中!

地域と暮らしLIFE STYLE

山形県戸沢村はこんな地域

最上峡の絶景にパワーを感じながら贅沢な時間が楽しめる舟下り
最上峡の絶景にパワーを感じながら贅沢な時間が楽しめる舟下り

戸沢村は山形県の北部・最上地方に位置し、東は新庄市、西は庄内町、南は大蔵村、北は鮭川村と酒田市に接しており、東西18km、南北23kmに広がり、面積261.31㎢です。
村の中央を日本三大急流の最上川が東西を貫き、古くから最上川舟運の要衝として栄え、俳人の松尾芭蕉や正岡子規をはじめ、多くの文人たちの歴史も数多く残されています。
また、年間のうち、約4か月間は降雪に見舞われる寒冷の地です。
日本で初めて国民健康保険の仕組みをつくった「共助の精神」は、村づくりの大切な理念として今も村民に受け継がれています。

特徴1:最上川舟唄に耳を傾け四季折々の情景を感じられる

日本三大急流である最上川
日本三大急流である最上川

最上川で行われるアクティビティ「最上川舟下り」は、国内外から年間約9万人が訪れ、村の一大観光地です。日本三大急流の雄大な流れや、間近で眺める白糸の滝、船頭たちの舟唄やユニークなトークなど、舟の上ならではの特別な時間を過ごせます。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の情景を感じられ、1年を通して楽しむことが可能です。
舟下りのコースである最上峡は、「奥の細道」の松尾芭蕉ゆかりの地であり、山形県立自然公園に指定されています。

特徴2:お米を中心にパプリカやエゴマ、山菜など農作物が豊富

農家レストラン安食で提供されるご飯「さわのはな」
農家レストラン安食で提供されるご飯「さわのはな」

戸沢村では豊かな自然環境を生かし、さまざまな農作物が育てられています。特に戸沢村の豊富な日照時間と昼夜の気温差の気候を生かしたお米が有名です。「はえぬき」や「つや姫」、「雪若丸」などの人気銘柄を始め、山形県オリジナルの品種で幻のお米と言われている「さわのはな」もあります。

また戸沢村では、南米原産のパプリカを新しい特産品にしようと、15年以上前から栽培が始まりました。現在では7軒の農家がパプリカを育てており、年間10万個余りを出荷しています。
戸沢村のパプリカは味や形がよく、農薬の量も抑えていることから人気が非常に高いです。

農作物だけでなく、「戸澤豚一番育ち」という豚肉も人気があります。2020年、戸沢村に誕生した銘柄豚で、餌にビタミンEを多く含めたことにより、肉の脂が甘く、濃い味わいが特徴です。柔らかい肉質と旨みたっぷりの肉汁で、お酒やご飯のお供にピッタリ。農家レストランでは、戸澤豚一番育ちのとんかつ定食などが味わえます。

とざわ旬の市

戸沢村の”うまい”が大集合する「とざわ旬の市」
戸沢村の”うまい”が大集合する「とざわ旬の市」

戸沢村では毎年春と秋に、採れたて山菜の直売販売を中心に加工品の販売が行われます。春はわらびやうど、秋はきのこやそばなどをはじめとした新鮮な食材は、地元住民にも人気で多くの人で賑わっています。

特徴3:戸沢村にはそれぞれ魅力的な3つのエリアに分かれる

典型的な里山の風景が広がる、南部エリア
典型的な里山の風景が広がる、南部エリア

戸沢村には大きく分けると3つの魅力的なエリアがあります。

新庄盆地の一角を占める田園風景が広がる、北部エリア

気軽に楽しめる日帰り温泉施設。いきいきランドぽんぽ館
気軽に楽しめる日帰り温泉施設。いきいきランドぽんぽ館

新庄盆地の一角を占め、田園地帯が広がり、戸沢村の人口の半分以上がこの地域に住んでいます。隣の新庄市にも近く、新庄市の会社に勤めている人も多いです。
また、村最大の温泉施設「ぽんぽ館」には、温泉プール・ウォータースライダーや砂風呂があり、ご家族で楽しめます。

最上川渓谷沿いに東西に広がる、中部エリア

最上川渓谷沿いに東西に広がる、中部エリア
最上川渓谷沿いに東西に広がる、中部エリア

最上川渓谷沿いに広がり、東西に長く、戸沢村の人口の3割が住んでいます。川に沿って、国道47号線が走り、東は新庄市、西は庄内町・酒田市そして鶴岡市へもつながっており、車のアクセスが便利なエリアです。芭蕉が乗ったと言われる最上川の舟下りをはじめ、白糸の滝や幻想の森など自然豊かな見どころの多い地区です。白糸の滝近くには温泉やドライブインなどもあり、一大観光地となっています。

典型的な里山の風景が広がる、南部エリア

典型的な里山の風景が広がる、南部エリア
典型的な里山の風景が広がる、南部エリア

月山前連山を源流とする清流角川と支流沿いに14の集落が点在し、四方山に囲まれた典型的な里山の風景が広がっています。清流角川には、サケの遡上をはじめアユ・サクラマス・ヤマメ・イワナやモクズガニが生息し、釣り人があこがれるエリアです。地域の団体「つのかわの里」では、自然豊かな里山と田畑を中心にした体験プログラムを企画・実施し、多くの学校生徒や個人の方々が訪れています。

特徴4:国保発祥の地として「共助の精神」が村民に受け継がれている

相扶共済の石碑
相扶共済の石碑

戸沢村は国民保険発祥の地として、「相扶共済の石碑」が昭和31年に建てられ、地域のシンボルとなっています。
昭和初期の戸沢村は、僻地で交通の便が悪く、医師のいない村として困難を感じていました。そのため地域住民が、対策として作ったのが「角川村保険組合」です。「角川村保険組合」は、後に「国民健康保険組合」に改め、設立認可第1号となりました。
現在の村民にも「共助の精神」がしっかりと受け継がれており、困った時は助けてくれる環境があります。

特徴5:「幻想の森」や「白糸の滝」など自然豊かな環境がある

樹齢千年を超える天然多幹杉群
樹齢千年を超える天然多幹杉群

戸沢村では、幻想の森や白糸の滝など自然豊かな環境の元生活ができます。
幻想の森
幻想の森は、地元では神代杉、土湯杉、山之内杉などと呼ばれている天然杉の群生地です。樹齢1,000年を超えると思われる天然杉が幹や枝をうねらせ、ねじれながら天に向かって伸びている姿は、まさに幻想的。昭和46年に、この森一帯が山形県立自然公園に指定されており、大変希少価値の高い森です。

白糸の滝
白糸の滝は日本の滝百選の一つで、最上川に落ちる水が白糸のようであるところから名付けられました。正面に位置する「白糸の滝ドライブイン」からは、食事をしながら滝の鑑賞が可能です。毎週金・土・祝前日はライトアップを行っており、闇夜に浮かび上がる荘厳な白糸の滝が楽しめます。

特徴6:保・小・中一貫教育で、戸沢村の未来を作る子どもを育む

教育に力を入れたまちづくりに取り組んでいます
教育に力を入れたまちづくりに取り組んでいます

戸沢村では令和4年度から保育園が教育委員会管轄となり、保育園から義務教育学校(小中一貫校)まで一貫した教育を行い、長期にわたる視点と生徒の発達に応じた教育を推進しています。学びと発達の連続性を構築し、確かな学力と豊かな心、健やかな体の育成を図っています。

また子育て支援についても積極的に施策を打ち出しています。その中でも住民から支持を受けているのが「戸沢村子育て応援住宅」です。民間から村が借り上げている住宅で、子どもの人数によって、賃料が変わってきます。18歳まで子供が1人の場合は5万円/月ですが、3人になると3万5千円/月と割安です。
住宅のクオリティも高く、子育て中の家族が移住する際におすすめの制度になります。

特徴7:その他暮らしの情報

・交通環境
戸沢村での主要な移動手段は車になります。隣市の新庄市や庄内町までは車で20~30分、山形空港までは車で80分ほどの移動時間です。
最上川に沿って国道47号線が走っており、新庄市や庄内町、酒田市、鶴岡市につながっています。
またJR陸羽西線が通っていましたが、現在トンネル工事のため全列車の運転を取りやめ、同区間でバスによる代行輸送を実施しています。

・気候環境
戸沢村は1年間のうち、約4か月間は雪にうずまる寒冷の地です。夏(8月)の最高気温の平均は29度ほどと涼しいですが、冬(2月)の最低気温の平均はマイナス4度ほどと寒くなります。
積雪量は平地部で1.5m~2m、山間部で3mを超える豪雪地域のため、12月から3月の冬場は、雪と共に暮らす生活になります。

・買い物環境
食料品を扱っているホームセンターが、北部地区に1軒、コンビニエンスストアは、北部地区に1店・中部地区に2店、食料品店や雑貨店は、村内に数店あります。 必要最低限の買い物は戸沢村で賄えますが、大きな買い物などをする際は隣の市へ行くのがおすすめです。

隣にある​​新庄市にはイオンやヨークベニマル、地元の食品スーパーが多く存在しています。ニトリ・ユニクロをはじめ生活用品・服飾品などの商業施設も充実しています。
また酒田市と鶴岡市の間にある三川町のイオンモールには、映画館を含めショッピングモール施設があるので、休日のショッピングにおすすめです。

・医療環境
村内には戸沢村中央診療所がありますが、それ以外に病院や歯科医院はないため隣市の病院も検討する必要があります。
戸沢村の東隣にある新庄市には、総合病院が2つ(山形県立新庄病院 、新庄徳洲会病院 )あり、新庄徳洲会病院は、戸沢村まで送迎バスが運行されているため便利です。

また、クリニックが内科・外科を中心に、80院ほど、歯科医院は20院ほどと充実しています。
戸沢村の西隣にある庄内町には、総合病院として庄内余目病院があります。また、クリニックが内科・外科を中心に20院ほど、歯科医院は6院ほどあります。


先輩移住者の声

鈴木英策さん、綾子さんご夫婦
鈴木英策さん、綾子さんご夫婦

鈴木 英策さん(神奈川県出身)、綾子さん(山形県新庄市出身)

Q.戸沢村に来たきっかけは?
A.地域おこし協力隊として、神奈川県から2015年8月に来ました。
もともと田舎に対するあこがれがあり、海外へのあこがれと併せてWWOOF(うーふ)という田舎の農場で働く(労働力=食事・宿泊)制度を使って、20代半ばにオーストラリア・カナダで2年間過ごした経験がありました。
その後、10年ほど首都圏で調理やレストランで勤務していましたが、田舎へのあこがれがあり、地域おこし協力隊の募集サイト(JOIN)を見て、いくつかの自治体に応募を検討しました。その中で、申込みが比較的簡単だった戸沢村を最初に応募したところ、送付後3日くらいに「この週末に首都圏に行く用事がある」と連絡があり、喫茶店で面接をしました。廃校になった校舎を使い、利活用を考えてほしいと言われ、面白いと興味を持ったところ、その場でいつ来るかという話になり、3か月後に戸沢村に行くことにしました。

Q. 実際に住んでみていかがですか?
A. 山や自然が本当によく、自分の性格に合っていたので、何の苦労もなく入り込め、地域の皆さんにも温かく受け入れていただきました。人との距離が近く朝晩時間関係なく連絡が来たり、手伝ってほしいとお願いされることもあったが、苦にならなかった。しかし、雪深いこともあり、地域の人たちはいずれ帰るのではないかと疑心暗鬼な目で見ていたが、移住2年目に入るとそれもなくなり、より親密になれたように思います。
地域おこし協力隊の活動の一環として、廃校を活用して週末カフェを始め、地域の子供からお年寄りまで集まる場として賑わいを見せるようになった。
妻とはカフェがオープンした頃、開店祝いの花を頼まれて持ってきた花屋さんがお隣の新庄市に住んでいた奥様と知り合いで、鈴木さんのことが気に入り、紹介したのが出会いだそうです。まさに花キューピットの存在でした。

Q. 暮らしはいかがですか?
A. 田植えや稲刈りを手伝って新米を食べたり、春の山菜・秋のキノコの味を楽しんだり、冬に備える赤かぶの栽培と食材づくり、そしてそれを育む雪深い冬、そういう四季を感じられることが一番楽しいです。都会にいる友人たちからは、SNSなどを通して生き生きした私の姿を見てとてもうらやましがられるほど、充実した毎日を過ごしています。
 しかし、結婚することになり家を買ってリフォームした時、住宅ローンを組むのに一苦労しました。地域おこし協力隊として3年勤務しても非正規雇用の扱いでローンが下りず、とても苦労しました。地域おこし協力隊窓口や県などいろいろ相談しましたが、なんともならず課題として残ったなと感じています。
 現在は、村内にある温泉施設「いきいきランドぽんぽ館」で支配人として勤務しています。ウォータースライダー付きの温水プールや砂風呂・薬草風呂・サウナなども完備されていて、食事をとることもできます。今はコロナの影響があり減っていますが、法事などの行事にも利用されています。また、昨年設立された「やまがた移住者ネットワーク」の副会長になって、移住促進や移住後の定住・定着の応援・サポート活動を行なっています。

Q. 移住を考えている人に
A. 「こうではないか、ああではないか」などという先入観は持たなく来たほうが良いと思います。先入観を持って来ると、違った時のギャップを感じたときにストレスとなり、つぶれてしまう可能が出てくる。里山のすばらしさを感じることができる地域だが、雪を中心に育まれた文化でもある。お金がかかり、冬の不自由さがあり、そういうことでできた文化なので、そこを楽しめるかどうかがポイントになるように思います。

Q. 今後の目標は?
A. 今のまま楽しく過ごしていきたい。毎年8月に開催されるボディビルディングの大会があり、それに向けて4か月かけて体を作るため、お金をかけて1室トレーニングルームを造った。そういうことも含めて、自分の時間を大事にしながら過ごしていけたらいいなと思っています。

ボディビルディングの大会出場のために造ったホームジム
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移住支援制度

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