上越市柿崎区で地域とともに棚田を守り、次代につなぐ地域おこし協力隊募集!
- 掲載開始日:
- 2024.04.02
- 掲載終了日:
- 2024.09.30
地域と暮らしLIFE STYLE
新潟県上越市はこんな地域
上越市は、新潟県の南西部に日本海に面して位置し、北は柏崎市、南は妙高市、長野県飯山市、東は十日町市、西は糸魚川市に隣接しています。
古くから交通の要衝として栄えましたが、現在も重要港湾である直江津港や北陸自動車道、上信越自動車道のほか、えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン、日本海ひすいライン、JR信越本線、ほくほく線などを有しています。さらに、平成27年3月には北陸新幹線が金沢まで延伸したほか、上越魚沼地域振興快速道路などのプロジェクトが進行するなど、三大都市圏とほぼ等距離に位置する中で陸・海の交通ネットワークが整った有数の地方都市となります。
市の中央部には、関川、保倉川等が流れ、この流域に高田平野が広がっています。この広大な平野を取り囲むように、米山山地、東頸城丘陵、関田山脈、南葉山地、西頸城山地などの山々が連なっています。
海に目を向けると、海岸線には砂丘が続き、砂丘と平野の間には天然の湖沼群が点在しています。
このように、上越市は、多様な自然を有する海・山・大地に恵まれた自然豊かな地域です。
特徴1:夏は海、冬はスキー!海と山に囲まれた自然豊かな街
上越市は北は日本海に面し、南は頸城山稜に囲まれた自然豊かな街です。四季の変化がはっきりしている上越市では、キャンプやパラグライダー、スキーやスノーボードなど、季節によって様々なスポーツやレジャーを楽しめます。市内にある金谷山スキー場は、1911(明治44)年に当時のオーストリア・ハンガリー帝国のレルヒ少佐が日本に初めてスキーを伝えた地でもあります。
また、雪で作った灯篭にキャンドルが灯る「灯の回廊」など、雪を活用したイベントも開催されています。
特徴2:米だけじゃない!「発酵」のまち上越市
上越市は日本屈指の米どころとして有名ですが、1年を通して湿潤な気候を利用した「発酵」の文化が発達しました。漬物や味噌、清酒やどぶろくなど、上越市の郷土料理には多くの発酵食品が使われています。
特徴3:歴史文化に溢れるまち
上越市は戦国時代の名将・上杉謙信が拠点とした地です。市内には上杉謙信の居城であり、難攻不落と言われた春日山城跡や謙信公を祭神とする春日神社などがあります。また、江戸時代には高田城の城下町として栄え、間口が狭く奥行きが広い「町家」や雪除けのための庇(ひさし)である「雁木」など、当時の街並みが今でも残っています。
特徴4:車は必須。でもアクセス良好!
上越市の公共施設やショッピングセンターなどの多くは道路沿いに点在しているため、市内での生活には車が必須となります。しかし、幹線道路が多く、バイパスも通っているため、スムーズに移動することができます。また、北陸新幹線や上信越自動車道、北陸自動車道も通っているため、他の都府県からのアクセスも良好です。
特徴5:都市部も農村地帯もある
上越市の中心地には大型ショッピングモールや飲食店が立ち並び、休日は多くの人で賑わいます。その一方で、少し郊外へ行けばのどかな田園地帯が広がり、自然を満喫することができます。都会と田舎、どちらも楽しむことができるのが上越市の魅力です。
先輩移住者の声
移住のきっかけ
スノーボードが趣味のAさん「冬は毎週のように雪山に出かける生活を送っており、浜松市に在住している間に自分の生活スタイルにあった場所に移住したいと考え始めたのがきっかけです。移住前はスノーボードを楽しむため上越市に何度も遊びに来ており、雪郷プロジェクトメンバーの一人が主催する、雪板と稲刈り体験のイベントを通して様々な人と知り合いました。」
Aさんはもともと移住地を決めるにあたって、人として生きる力を身につけるために、人とのつながりを大事にする地域に住みたいと考えていたそうです。
上越市で移住のきっかけとなる人と出会い、山・海・雪といった自然に囲まれ、生活圏のインフラも整っているなど、求める移住地の条件にすべて当てはまったことから移住の意思が固まったそうです。
普段の生活について
AさんはIT企業の社員としてリモートで働きながら、デザイン関係の個人事業も行っており、主に家で仕事をしています。「オフィスは閉鎖的な空間なので、限られた情報しか入ってきません。でも、ここならいろんな情報が入ってくるのでネタ探しにぴったりです。リラックスした環境で仕事をすることができて、仕事の効率化も図れます。」
Aさんにとって上越市はほっとできる場所であり、「特筆するものはないけれど、人も環境もよく、居心地のいいまちです。」と話していました。
近所づきあいについて
「田舎は閉鎖的というイメージがあって、移住する前は受け入れてくれるか不安でした。でも、移住の相談にのってくれた元町内会長さんが、「面倒を見てあげてね」と周りの人に声掛けしてくれたおかげで温かく迎えてくれました。」近所の人たちからは今でも野菜づくりのアドバイスをもらったり、時には手伝ってもらうなど日々お世話になっているそうです。生活をする上での生きる知識を教えてもらい、ご近所さんに恵まれたと話していました。
移住を考えている方へ
「移住をより安心に、移住後をより幸せなものにするために、一番大事なことは「移住先に友人がいる」ということだと思います。古くからの友人ということではなく、例えば移住相談で知り合った役所の担当者や、先輩移住者です。
特に先輩移住者は、移住のいろはを体感していますし、移住者の力になりたいと思っている方が多いと思います。
そんな人と出会うためにも、人から聞いた話やネット上の情報ではなく、旅行がてらに自分の足で住みたいと思ってる地域を歩いてみるのが一番だと思います。私は住みたい地域を歩いて、通行人全員に話し掛けました。そしてなぜかお米をもらいました(笑)。上越妙高はそんな温かい人がたくさんです。」
移住支援制度
仕事内容MISSION
企業紹介
柿崎区芋島集落は55世帯、107人が暮らす中山間地域の静かな農村地帯です(令和5年12月31日現在)。集落では稲作が盛んで、冬には多くの雪が降りますが、春には豊富な雪解け水となり、集落の田畑を潤します。
区内にそびえ立つ霊峰・米山は日本三大薬師の一つに数えられているほか、集落には1534年に上杉四天王の一人、柿崎景家によって建立された「楞巌寺(りょうごんじ)」があり、6月は「茅の輪くぐり」、8月には「灯篭流し」が行われています。
事業内容
柿崎区では豊富な土地と水を活用した農業が盛んで、芋島集落の方をはじめ、作った美味しい農産物をお客様から食べてもらいたいという暖かい気持ちで農業を行っています。しかしながら、芋島集落の高齢化率は70%を超えており、地域住民だけでは農業を続けることが困難となってきました。そこで今回、芋島集落で一緒に農業を行い、情報発信による「芋島ファンづくり」にご協力いただける地域おこし協力隊を募集することとしました。
柿崎区の中山間地域では現在、農業の夢をもった地域おこし協力隊が1名活動しています。令和5年6月には1人の地域おこし協力隊が任期満了で卒業し、活動していた集落に定住して新規就農に向けた研修を受けているほか、農業が好きな「いぶきの会」や美味しいし農産物をつくる「柿崎を食べる会」など若手、中堅の農業団体が活躍しています。
活動内容
芋島集落に居住し、圃場整備された農地を「魅力的な地域農村」の財産として利活用します。
【主な活動内容】
(1)黒川・黒岩地区の棚田を核とした地域活動
(2)生産性向上を担うスマート農業導入
(3)情報発信による芋島ファンづくりと関係人口の拡大
(4)就農、独立に向けた取組
この4点を基本としながら「魅力的な地域農村」を目指します。
受け入れ体制・環境
田んぼのある風景を大切にしている芋島集落は「芋島ふれあい生産組合」が農業の中心的な役割を果たしています。農業の研修はもちろんのこと、「雪が降ったらどうすれば?」「体調が悪くなったらどうしよう」など、暮らしや生活での困りごとも含め、芋島町内会長、芋島ふれあい生産組合、芋島町内会が全面的にサポートします。また、隊員の相談、交流は「柿崎を食べる会」が支援します。
もちろん、柿崎区総合事務所も研修や生活面での困りごとなどがあれば、一緒になって解決に向けて取り組みます。
求めている人物像
芋島集落の一住民として活動していただける方を求めています。
・芋島集落に居住していただける方
・農業の持続的発展のために、多様な消費者ニーズに基づく農業経営、スマート農業の導入、学生や社会人、企業等の農的関係人口の導入、自給型オーナー制度の導入、芋島ファンづくりの拡大、農業経営参加の多様な担い手づくりを企画し、持続可能な地域政策へと発展させていく人材
・U・Iターン、家族連れの方も大歓迎!
- 農作業のできる体力・意欲のある方
- 地域おこし協力隊活動終了後、芋島集落に定住してくれる方
- 地域の方とのコミュニケーションを大切にできる方
- 普通自動車免許証取得者(見込みも含む)
- 基本的なPC操作ができる方
- SNS等で情報発信できる方
地域おこし協力隊卒業後について
地域おこし協力隊任期の3年間で営農スキルを習得し、持続可能な農業づくりを目指してみませんか。
資金については、地域おこし協力隊起業等支援補助金(最大100万円)を活用できるほか、経営開始資金(年間150万円で最長3年間)を受けられる場合があります。令和5年6月で任期を満了した地域おこし協力隊は、中山間地域での就農に向け、経営開始資金を活用した更なる農業研修を目指しています。
職場の先輩の声
地域おこし協力隊
莊司 勇太さん
中山間地域での生活は大変な事もありますが、都会や平地にはない面白さがあります。農業も米を作るだけではなくイノシシを捕獲したり田んぼの周りの木を伐ったり時には土木作業を行ったりもします。そういった事にやりがいを感じながら、東横山集落での暮らしを楽しんでいます。野鳥や動物も多く、自然も豊かです。まずは一度現地見学会に参加してみてはいかがでしょうか。
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- 農林漁業・狩猟
- 雇用形態
- 会計年度任用職員
- 業種
- 農業・林業 その他
- 使用するスキル
- Excel Word PowerPoint
- 募集職種
-
地域おこし協力隊
地域に根差し農地活用に取り組む地域おこし協力隊
- 働きやすさ
- 副業・兼業の仕事 未経験OK 研修・講座あり
- 待遇
- 副業可能 住居支援あり 社会保険あり
- 地域特性
- 海 山 温泉 積雪あり 古い町並み 買い物環境充実 子育て環境充実 子育て支援制度 起業支援制度
- 給与
-
月給 18.5万円 ~ 18.5万円
- ※実績に応じて賞与あり(年2回)
※別途活動経費の支給あり(上限あり)
- ※実績に応じて賞与あり(年2回)
- 受動喫煙対策
-
対策済み(禁煙)
- 勤務時間
9:00~17:00(休憩1時間)
- 休日
- 土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日
※場合により土日・祝日や夜間の勤務となる場合があります。
年次有給休暇、特別休暇(結婚、病気、忌引休暇等) - 福利厚生
-
・住居
地域が用意し、市が借上料を負担します。ただし、光熱水費等は自己負担です。
・車両
市でリース契約した車両を貸し出します。活動に必要な燃料費は予算の範囲内で市が負担します。私用利用も可。
・活動経費
消耗品費、活動・研修旅費等は、予算の範囲内で市が負担します。
・保険等
健康保険、厚生年金、雇用保険
※任用日に健康保険は75歳以上、厚生年金は70歳以上の人は加入できません。 - 契約/試用期間
契約期間:1年更新、最大3年間
- 選考プロセス
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①現地見学会に参加
②応募書類(受験申込書、履歴書、作文)の受付
③面接の実施
④結果通知
勤務地
住所
新潟県上越市柿崎区柿崎6405
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
-
不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
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(1) 三大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)から上越市に住民票を異動し、生活の拠点を移すことができる方(上越市出身で、現在、前記都市地域等に住民票を有し、Uターンを希望する方も含む)
(2) 普通自動車免許を有する方
(3) パソコンの一般操作(ワード、エクセル、パワーポイント等)ができる方
(4) SNS(FacebookやInstagram)により情報発信ができる方
(5) 現地見学会に参加した方
(6) 活動期間中、地域が芋島集落内に用意した住居に住んでいただける方
(7) 協力隊員の任期終了後、上越市に定住しようとする意思のある方