栗のような食感で甘味の多い奥会津金山赤カボチャで地域の魅力を発信する協力隊募集
- 掲載開始日:
- 2024.07.02
- 掲載終了日:
- 2024.10.31
地域と暮らしLIFE STYLE
福島県金山町はこんな地域
福島県の西部、奥会津と呼ばれる地域に位置する金山町。面積の約90%が森林地帯であり、その中心部を只見川が流れ、四季の移ろいを水かがみに映し出します。
日本でも有数の豪雪地帯として知られ、人々は雪と戦いそして癒され感謝しながら長くて厳しい冬を過ごしています。
世界的にも珍しい天然炭酸水は、G7伊勢志摩サミットやG20大阪サミットでも提供されました。また、日本でも数ヵ所しか存在しない天然炭酸温泉が湧き出します。
その他、町の特産品である奥会津金山赤カボチャ🄬や、絶景の秘境路線として知られるJR只見線を目当てに国内外から多くファンが訪れるなど、たくさんの魅力にあふれています。
特徴1:山に囲まれた自然豊かな町
金山町は、周囲に800メートルから1,300メートルの緑豊かな山々に囲まれ、北部は新潟県に境を接する越後山脈の急峻な山並みが広がります。
町の中央部には南西から北東に向かって“はるかな尾瀬”を源流とする清らかな流れを持つ只見川、そこに流れ込む滝沢川、山入川、霧来沢、野尻川などの中小の河川が深い渓谷を刻み、雄大な自然を肌で感じることができます。
また、町の東部には沼沢火山の噴火によって出来た二重カルデラ湖である「沼沢湖」が四季折々に神秘的な景観を見せてくれます。
特徴2:今も色濃く残る日本の原風景
金山町の人口は1,744人、高齢化率は61.87%と小さな町ですが、人と人とのつながりが深く、人情あふれる町です。また、四季が豊かで人々は四季に合わせた生活をしており、古き良き日本の原風景が残っています。
特徴3:全国でも珍しい天然の炭酸水が湧出
金山町は、天然の炭酸水が湧出する井戸があります。炭酸水はまろやかな軟水に天然の炭酸が含まれており、日本でもとても貴重なものです。やさしい自然由来のきめ細やかな泡が特徴で、首脳サミットや東京の料亭などでも提供されることもあります。
特徴4:天然の炭酸温泉も!
炭酸温泉は日本にわずか0.6%しか存在しないと言われる幻の温泉です。そんな炭酸温泉のなかでも高濃度で、水温が比較的高いのが金山町の炭酸温泉です。温泉は、「天然サイダー温泉」と呼ばれ町民にも親しまれています。
町内には、炭酸温泉の他に6つの源泉があり、様々な泉質の温泉を楽しむことができます。
特徴5:補助制度が充実!
町では、移住・空き家活用・子育てに関する補助制度が充実しています。
【移住に関する補助】
・移住支援金(東京圏):世帯100万円、単身60万円。子ども1人当たり100万円の加算。
・移住支援金(その他):世帯25万円、単身15万円。子ども1人当たり10万円。
【空家に関する補助】
・空家改修補助金:補助率3/4、最大150万円
・空家家財道具処分補助金:補助率10/10 最大20万円
【子育てに関する補助】
・保育料無料
・高校終了までの医療費無料
他にも多くの補助制度があります。詳しくは町HPをご確認ください。
・少子化対策推進事業
・住宅に関すること
特徴6:町内にコンビニはありません。
町には、大型のスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどはありません。個人商店や移動販売がありますので、日用品は購入することができます。
特徴7:車が必需品!
公共交通機関は充実していないので、車が必需品となります。公共交通機関は、JR只見線が町の東西に走っており会津若松や新潟県にアクセスすることができますが1日5往復(新潟方面は3往復)のみの運行となっています。
先輩移住者の声
子育てを考えると都会よりも、子供がのびのびと自然に触れられる金山町の方がいいと思いますよ。同世代の家族同士で夏は沼沢湖でキャンプや湖水浴をしたり、冬はスキー場で雪遊びをして楽しんでいます。四季を肌で感じながらめいっぱい遊んで学べる環境です。あと、毎日温泉に入れるのも金山町ならではの嬉しいところですね。近所の人たちもみんな知り合いなので、温泉に親子で入る時も自然と誰かが子供たちを目にかけてくれるので、とても助かります。
他にも金山町は子育て支援がすごく多くてとても助かっています。保育料やチャイルドシートの貸出しが無料なので、その分子供の学びにお金を使えます。うちの子はふたりとも幼児ですが、小学校や中学校に入ると制服や運動着が支給されたり、夏休みは学習塾も運営してくれるんですよね。
移住支援制度
仕事内容MISSION
企業紹介
福島県西部、奥会津地域に位置する金山町は、訪れる人々を魅了する多彩な観光資源を有しています。町の90%を占める森林と清流只見川が織りなす自然美は、四季を通じて異なる風景を楽しむことができます。特に豪雪地帯として知られ、冬の雪景色は訪れる者の心を打つ美しさです。
事業内容
現在、首都圏から地方移住への関心がさらに高まっております。
しかし、多くの移住希望者が移住の検討が進まず、自分に合う地域が見つかっていません。
その大きな課題が、①仕事②地域での暮らし・人間関係の不安③住まいとなっています。
一方、地方では、人口減少や都市部への流出により深刻な担い手不足となっており、大きな問題となっています。
特に「仕事」においては、農業従事者の高齢化による減少が著しい状況であるため、その課題を解決していくことが必須です。
次の内容により、課題を解決していきたいと考えています。
▼課題解決方法
特産品の赤カボチャは、見た目も愛らしく、お日様のようなカボチャです。成分分析では、他のカボチャよりもギャバ、アルギニン、グルタミン酸が豊富に含まれています。地域おこし協力隊が関わることで、地域に活力が生まれ、さらに全国各地に発信してもらうことで、その魅力をより知ってもらう機会が増えます。赤カボチャは、反収20万円以上目指すことが可能なため、将来は、現在よりも生産量や出荷数を増加させることを目指しています。さらに、水稲栽培や特産品のアザキ大根と栽培時期が重ならないため、それらを組み合わせた栽培を確立することで、所得の向上に努めていくことができます。
活動内容
町では、特産の赤カボチャを通して、町民に寄り添った地域振興をする地域おこし協力隊を募集しています。活動内容は、主に赤カボチャ栽培農家で営農活動の研修をしながら、赤カボチャ栽培の技術を学び、栽培から検査、加工、販売、事務作業など一連の作業を学びます。また、同時に水稲栽培や特産品のアザキ大根の栽培も学びます。
受け入れ体制・環境
役場以外では奥会津金山赤カボチャ生産者協議会が活動場所です。活動は主に先輩の赤カボチャ生産者と一緒に行います。知識がない中でのスタートとなりますが、わからないことがあれば、生産者協議会の先輩、役場や普及所が精一杯サポートをします。新規に栽培を希望される方に寄り添った受け入れをしています。
求めている人物像
特別な資格は必要ありません。
地域のために何かしたいという思いと、最後までやり遂げる責任感、そして自らの意思で新しい道を切り開いていく推進力のある方で人情があり、人に対して思いやりのある方、挨拶ができる方を求めています!
- 金山町に興味があり、町のために活動をしたいという意欲のある方
- 生産者同士や関係機関などお互いに顔を合わせた際に、挨拶や声の掛け合いなどお互いを思いやる心がある方。
- 人と接することが好きで、人の話に真摯に耳を傾けられる方
- 最後までやりとげる責任感がある方
- 地域おこし協力隊活動終了時に起業又は就業して町に定住する意欲のある方
- 地域住民や移住希望者と柔軟なコミュニケーションをとれる方
先輩協力隊も未経験からスタート
知識がない中でも研修やわからないことは、生産者協議会の指導者や金山普及所など専門家に聞くことができる事を活用して、独り立ちをしております。新しく仲間になっていただける方のご応募をお待ちしております。
地域おこし協力隊卒業後について
卒業後も赤カボチャ生産農家として、出荷規格検査やイベント販売などで地域の高齢農家を支援していただきたいと考えています。
また、将来的には、認定新規就農者となり、生産量を増加させることを目指し、次の生産農家を育成するために積極的にPRをしていただきたいと思います。
職場の先輩の声
奥会津金山赤カボチャ生産者協議会 会長
青栁 一二さん
赤カボチャは、全国各地からおいしいとの評価を頂いています。
厳格な品質検査や営農指導も充実しており、今後ますます生産量を確保していきたいと考えています。会員のみなさんからは、「カボチャづくりが生き甲斐です」との意見もあります。私たちと一緒に赤カボチャづくりをしていきましょう。
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- 農林漁業・狩猟
- 雇用形態
- 会計年度任用職員
- 業種
- 農業・林業
- 使用するスキル
- 農業 商品開発
- 募集職種
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地域おこし協力隊
林業の担い手として活動する地域おこし協力隊
- 働きやすさ
- 未経験OK 研修・講座あり
- 待遇
- 副業可能 住居支援あり 社会保険あり 交通費支給あり
- 地域特性
- 山 川 湖 温泉 涼しい 積雪あり 小さな町 古い町並み 子育て環境充実 教育環境充実 移住支援制度 住まい支援制度 子育て支援制度 健康・医療支援制度
- 給与
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月給 21万円 ~ 21万円
- 月額報酬210,000円
※期末手当あり
- 月額報酬210,000円
- 受動喫煙対策
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対策済み(禁煙)
- 勤務時間
1週あたり5日、計37時間30分までの勤務とします。
※一日の勤務時間は8時30分から17時まで(12時から13時までは休憩時間)を基本とします。- 休日
- 有給休暇:10日間のほか、公民権の行使又は官公署への出頭等による休暇を有給休暇とします。
※年次休暇日数は、任用期間・通算任用年数により10日から増減することがあります。
無給休暇:病気休暇、特別休暇(産前・産後、育児時間、生理日の就業困難、子の看護、忌引、結婚、骨髄移植、災害等出勤困難、現住居の滅失、大金途上危険回避)、介護休暇、介護時間 - 福利厚生
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社会保険等
・厚生年金保険、健康保険、雇用保険、非常勤公務災害補償に加入するほか、活動内容を鑑み傷害保険に加入することがあります。
住居
・金山町内にある住宅等に入居し、家賃は町が負担します。
車両
・任用期間中貸与しますが、公用車としての性格から、おのずと使用用途は限定されます。当然、私用で使用することはできません。
費用弁償
・出張命令に従い基準に基づいて支給します。
貸与備品
・業務中使用するパソコンの他、生活に必要最低限度の家電製品について、入居時に限り現物を貸与し、任用期間中使用いただきます。 - 契約/試用期間
地方公務員法第22条の2第1項第1号に基づき町長が任用する会計年度任用職員(パートタイム)とします。
任用期間:移植の日から当該日が属する年度の3月31日まで
※蒸気を原則としますが、従前の勤務実績に基づく能力の実証により、公募によらない再度の任用を行うことがあります。ただし、この場合でも最初に委嘱された日から3年を限度とします。
※任用の日は、任用候補者と町が協議の上、決定した日とします。
※移植の趣旨に適合しない個人的な活動を行うなど、金山町地域おこし協力隊員としてふさわしくないと町長が判断した場合には、任用終了を待たずに任用を取り消します。- 選考プロセス
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(1)第一次選考(書類選考)
提出書類による書類選考を行います。選考結果は、応募者全員に通知します。
(2)第二次選考(面接試験(オンライン))
第一次選考合格者を対象に、個人面接を行います。選考結果は第二次選考受験者全員に通知します。
(3)第三次選考(面接試験(対面))
第二次選考合格者を対象に、個人面接を行います。
(4)採用決定
合否について、第三次選考受験者全員に通知します。
※試験会場等の詳細については、選考結果の通知時に合格者にお知らせしますが、特段の事情がない限り金山町役場となります(新型コロナウイルス感染症の拡大防止施策等の理由により、面接方式をオンラインとすることがあります)。
※応募に係る経費(書類申請費用、面接時の交通費等)は、すべて応募者個人の負担とします。
※面接前に、地域の様子を知るため来町することや移住の相談をされることについては、全く禁止するものではありません。
納得のいくまで下調べの上、受験してください。必要に応じて移住支援センターの職員も同席し、お話を伺います。
勤務地
住所
福島県金山町
金山町役場内にデスクを設置する予定です。
そのほか、主な活動は町内の農業法人等で行っていただきます。
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
-
不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
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以下のすべてを満たす方を応募対象とします。
・3大都市圏をはじめとする都市地域等1に住民票を有し、採用が決定し、委嘱された後は、金山町に住民登録して生活拠点を移すことができる方
・普通自動車免許を有する方(オートマチック限定可)
・パソコンの基本的な操作ができる方
・税金又は保険料等市区町村が個人から徴収すべきものについて滞納がない方
・誠実に職務ができ、体を動かすことを苦にしない方
・周囲と協力しながら活動先や地域になじんで積極的に行動できる方
・緊急時の連絡先を有している方
・以下の項目に該当する方は応募することができません。
ア 禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
イ 金山町職員として懲戒免職処分を受け、当該処分の日から2年を経過しないもの
ウ 人事委員会又は公平委員会の委員の職にあって、地方公務員法第60条から第63条に規定する罪を犯し、刑に処せられた者
エ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し又はこれに加入した者