【福島県川俣町】町唯一の高校の魅力を全国に発信!教育魅力化コーディネーター
- 掲載開始日:
- 2024.11.18
- 掲載終了日:
- 2024.11.30
地域と暮らしLIFE STYLE
福島県川俣町はこんな地域
豊かな自然と文化が融合し、発展してきた川俣町。しかし、2011年3月に起きた原子力災害の影響で、川俣町南東部に位置する山木屋地区に避難指示が出され、住民たちは避難を余儀なくされました。避難指示は2017年3月に解除されたものの、帰還する住民は少なく、若者をはじめとした人口減少が加速しています。
人口減少に伴い、各地区においてはコミュニティ維持が困難な状況になりつつあるとともに、商店街においては空き店舗が目立つ状況になっています。発展してきた特色溢れる産業も担い手不足で存続が危ぶまれています。
そんな中、川俣町では、地元住民・移住者町一体となってこれらの課題に取り組むことで、まちの賑わいを創出するとともに、持続可能なまちづくりを目指しています。
特徴1:東京方面のアクセスが良いほどよい田舎
川俣町は、県庁所在地の福島市から車で約30分、東京まで2時間程度の距離にあります。
また、町内にはスーパー、コンビニやドラッグストアが充実している一方、豊かな自然に囲まれ「ちょうどいい田舎暮らし」を実現できる町です。
特徴2:寒さをポジティブに楽しめる
阿武隈山地西斜面の丘陵地帯に位置し、山間部の町ではありますが、除雪が必要となるのは年に数えるほど。30cm積もれば大雪と呼ばれるくらい降雪量は少ない土地柄です。
ただし、冬の冷え込みは厳しく、寒い日は氷点下-15℃を下回ることもあります。その寒さを利用して、田んぼに天然のスケートリンクがつくられるなど、寒さも楽しみに変えてしまう風土がここにはあります。
特徴3:ものづくりが受け継がれる町
古くは江戸城御用達の川俣絹を生産し、明治から昭和にかけて当時の輸出花形商品である「羽二重」を織り出すなど、絹織物が盛んな地域としても知られています。
その他にもアンスリウム・トルコギキョウをはじめとする花卉 (かき) の栽培や川俣シャモ等の一次産業も盛んです。
特徴4:伝統文化が楽しめる
また、全国・世界から参加者が集まる国内最大級のフォルクローレの音楽祭「コスキン・エン・ハポン」の開催地であったりと、たくさんの魅力に溢れています。
特徴5:福島県立川俣高等学校って?
(1)地域と共に117年の歴史を歩んできた高校。
(2)普通科だけど「フツウ」じゃない!工業や商業の科目(週に14時間)を選択することができる!
(3)工業の科目については、一般的な工業高校並みかそれ以上の機械も揃っており、実践的な学びが可能。世界に一つだけのものづくりが出来ます。
(4)県北地区唯一の「地域協働推進校(※)」
生徒数が少なく小規模な学校だからこそ、地域との関わりが深く、地域の企業・農家・ビジネスパーソン等とのコラボレーションによる授業や活動が豊富!
★過去には防災マップ作りを目的とする小島地区フィールドワークを実施し、新聞やテレビでも大きく報道されました!
★学校周辺の農家さんと一緒に校地内にある畑で野菜を作り、その収穫祭には町内外から約100人が集まりました!
★授業の一環として町内に住むプロの映像クリエイターに講師を務めてもらい、学生が本格的な動画制作にも挑戦しています!
(5)フェンシング部があり、有力な指導者のもと、毎年全国大会や各種大会において団体・個人ともに上位入賞の実績があります。
※「地域協働推進校」とは?
・ 生徒の学習状況に応じた授業とアクティブ・ラーニングの積極的な導入、地域との協働による教育活動
・ 地域の教育資源を活用し、地域が抱える課題の解決に積極的に取り組む探究的な活動
・ 地域との協働をさらに推進するため、地域の声を学校運営や教育活動に反映させるコミュニティ・スクールの導入
特徴6:移住支援金制度が充実!
川俣町へ移住・定住された方に対して様々な支援金・補助金の制度を設けております!
【県外からの移住者向け制度】
・ふくしま移住希望者支援交通費補助金:実費(上限あり)
・ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金:実費(上限あり)
・12市町村移住支援金:単身120万円/世帯200万円
・かわまた移住支援給付事業補助金:単身60万円/世帯100万円※別途子育て加算有
・二地域居住支援金(福島県外からの二地域居住者):単身60万円/世帯100万円
・住宅取得支援奨励金:最大200万円
・空き家改修等支援金(福島県外からの移住者):最大250万円
・賃貸空き家改修等支援金(福島県外からの移住者等);最大250万円
・空き家対策総合支援事業補助金:最大240万円
【県内からの移住者向け制度】
・移住・二地域居住支援金:最大30万円
・空き家改修等支援金:最大100万円
・賃貸空き家改修等支援金:最大100万円
【県内外共通の制度】
・結婚新生活支援奨励金:最大60万円
・住宅新築等支援金:最大260万円
・福島県多世代同居・近居推進事業:最大40万円
・木造住宅耐震改修支援事業補助金:最大100万円
詳細については、ホームページをご確認ください♪
※支援金の中には2種類以上を同時に使えないものもあります。
先輩移住者の声
川俣町に知人がいてよく訪れていましたが、首都圏にはない緑豊かな風景に癒されていました。
食育の活動をしていてより生産地に近い場所で行っていきたいという思いから移住を決めました。
川俣町は、便利な福島市にもいけて、陸の孤島感も無く、生活必需品も不自由なく揃います。便利だけど田舎暮しができるというちょうどいい場所です。
以前は時間とお金をかけて見に行っていた景色が目の前にあります。夏の星空も冬の真っ白になった裏山も本当に美しいと感じます。(夏は涼しく過ごしやすいですが、冬はとても寒いので注意が必要です笑)
田舎に引っ越す=農業と思われがちですが、農業以外の産業があります。ご自身で新たなクリエイティブなことを始めるにもいい場所だと思います!
移住支援制度
仕事内容MISSION
募集の背景
東日本大震災以前には普通科3学級、機械科1学級で100名を超える入学者数のあった福島県立川俣高等学校は、現在の生徒数が約50名となるなど減少傾向にあります。
また、大きな特色であった機械科も令和2年度に募集停止となりました。
一方で、校内においては、平成7年度から続くフェンシング競技に加えて、様々な地域人材を活用した地域連携事業に取り組んだり、普通科校ではあるものの工業や商業の科目を選択できるよう工夫するなど、魅力ある部活動や教育課程をとおした継続的な取組を実践しているところです。
また、福島県教育委員会からは地域協働推進校の指定を受けるとともに、令和3年度からは、地域の声を学校運営や教育活動に反映させることを目的とした「コミュニティ・スクール(学校運営協議会の設置)」制度が導入されました。
加えて、令和7年度入学者選抜試験(令和7年3月実施)からの県内外(全国)どこからでも受験可能な入試制度の適用が認められたことを受け、魅力ある川俣高等学校の取組を福島県内及び全国に周知するとともに、地域との協働や探究活動を一層推進するなどして特色ある学校づくりを進めるために、川俣町地域おこし協力隊(教育魅力化コーディネーター)を募集します。
活動内容
・全国生徒募集に係る情報発信や、地域みらい留学によるオンライン説明会等の企画や運営、及び、学校と地域みらい留学事務局、町との連絡調整
・学校の魅力ある教育課程や取組に係る広報活動
・教育活動の魅力化に関する業務
・探究活動に係る企画や運営支援、関係機関との連絡調整
・学校と地元企業・農家等が協働して行う地域連携に係る事業支援
☆役場と学校の往復や、企業訪問、農家訪問など町内・県内の移動は比較的多いですが、県外への出張頻度は低い見込みです。
【今後やりたい事・期待する事(一例)】
・企業、大学等と連携し、町の特産品を活かした商品開発などの実践的カリキュラム作り
・生徒募集を全国にPRするにあたり、専用のWEBページの作成やページのコンテンツの随時更新
・全国優勝経験を持つコーチがいるフェンシング部をフックに、学校の存在・魅力を県外にまで周知
・他の学校が取り組んでいない「オンリーワンのカリキュラム」「オンリーワンのPR施策」を企画実行
受け入れ体制・環境
●地域おこし協力隊同士のコミュニティづくり
現在、川俣町には10名(男4、女6、20〜50代)の協力隊がいます。
皆、イベントの時などは連携して町を盛り上げてくれています!
当グループでの同僚や先輩の他に、協力隊の横のつながりもあるので、何か困ったことがあれば相談できる環境です♪
●専門家と役場職員による活動サポート
隊員の方々の志を実現していくために専門家がメンターとなり定期的に活動内容の相談機会を設けていきます。
また、専門家だけでなく役場の担当者とも定期的に面談が設けられているので困ったことをすぐに相談できる環境が整っています。
求めている人物像
特別な資格は必要ありません。年齢やバックグラウンドを問わず、意欲と適性を重視します。 未経験の方も大歓迎です。
- 地域連携や探究活動、特色ある部活動など、高等学校の様々な取組に興味を持ち取り組める方
- 活動期間終了後も川俣町に定住する意欲のある方
- 地域おこし活動に意欲がある方
- 生徒や教職員、地域住民と積極的にコミュニケーションをとれる方
地域おこし協力隊卒業後について
川俣町地域おこし協力隊員(教育魅力化コーディネーター)としての活動経験を十分に活かすなどして、 川俣高等学校と地域、関係機関との有効かつ継続的な連携を図るとともに、川俣町において、魅力ある川俣町を県内外及び全国に周知する存在となることを目標とします。
職場の先輩の声
教育魅力化や全国への情報発信を一人で行うのではなく、協力隊ミッションの良き理解者であり一緒に働く先輩となる教育委員会スタッフ(川俣高校の元校長)や、高校の教務部の先生方と一緒に力を合わせて仕事を進められますのでご安心ください!
また、全国から入試が受けられるようになって数か月の現在の状況として、早速県外の複数のご家庭からお問合せがありました。
生徒募集の反応の良さは、この業務にとって大きな追い風と言えます。
町で唯一の高校である川俣高校の動向は、町民や地元企業さんなど多くの方々が気にかけており、町全体がワンチームとなって支え合う温かい環境です。
全員で力を合わせて、川俣高校そして町全体を盛り上げていきましょう!
フォトギャラリーPHOTO GALLERY
募集要項RECRUITMENT
- テーマ(地域課題)
- 教育・子育て
- 雇用形態
- 会計年度任用職員
- 業種
- 教育・学習支援業 官公庁 団体
- 募集職種
-
地域おこし協力隊
高校の教育魅力化に取り組む地域おこし協力隊
- 働きやすさ
- 40代歓迎 50代歓迎 60代歓迎 年齢制限なし
- 待遇
- 住居支援あり 社会保険あり 交通費支給あり
- 地域特性
- 海 山 川 涼しい 積雪あり 都市近郊 小さな町 移住支援制度 住まい支援制度 子育て支援制度 起業支援制度 健康・医療支援制度 移住コーディネーター 定住支援員
- 給与
-
月給 22.5万円 ~ 22.5万円
- ・ボーナスあり(※)
・通勤手当、超過勤務手当などあり(※)
・住居費:上限月額42,000円
(※)要件を満たす場合
- ・ボーナスあり(※)
- 受動喫煙対策
-
対策済み(禁煙)
- 勤務時間
1日7時間45分
■月曜日から金曜日までの5日間(休日を除く)
■超過勤務についてはほとんどありません。本ポジション(地域おこし協力隊)としてメリハリをつけた働き方ができる環境が整っています。
※勤務日、勤務時間、休日の割り振りを変更する場合があります。- 休日
- 完全週休2日制(土日)
祝日 - 福利厚生
-
・住居費:上限月額42,000円
・健康保険、労災保険、雇用保険等に加入(勤務状況等により、法令等に基づく)
【移住支援金/最大200万円】
福島県には移住検討段階から使える交通費補助や、移住後に受け取れる移住支援金など、移住に関する様々な支援制度があります。
全国的にこうした支援金を設定している自治体も多いですが、福島12市町村は、福島県外の全国からの移住が支援金の対象となり、幅広い方にご利用いただけます。 - 選考プロセス
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▼オンラインによる個別説明(随時※1)
▼川俣高等学校との事前面談(随時※2)
▼応募申込/随時(令和6年12月13日締切/当日消印有効)
▼1次選考/書類(結果通知:令和6年12月20日まで随時)
▼おためし地域おこし協力隊員体験活動(※3)
▼2次選考/面談(令和7年1月31日)
▼内定(令和7年2月7日)
▼入隊(令和7年4月1日)
※1:ご希望の日程・時間で調整します!
※2:応募される前に勤務環境等の確認を目的とした川俣高等学校との事前面談を必須としています。
※3:おためし地域おこし協力隊員体験活動日数は、オンラインによる個別説明時にご説明いたします。
体験に参加された場合、町から上限12,000円/活動日を支給します。
勤務地
住所
福島県川俣町飯坂字諏訪山1
川俣高等学校及び川俣町役場
応募条件TERMS
- 募集学歴
- 不問
- 募集年齢
-
不問
- 募集経験年数
- 未経験可
- 応募条件
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◎年齢・性別不問
◎経験・スキルよりも意欲を重視!
◎未経験からの挑戦も大歓迎!
・3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)に現に住所を有している方、または、地域おこし協力隊として同一地域における活動経験2年以上あり、かつ、解嘱から1年以内である方で、採用後には川俣町に住民登録をするとともに、生活の拠点を川俣町に移すことができる方
・地域連携や探究活動、特色ある部活動など、高等学校の様々な取組に興味を持ち、活動期間終了後も川俣町に定住する意欲のある方
・地域おこし活動に意欲があり、生徒や教職員、地域住民と積極的にコミュニケーションを図るなど、他と協働しながら業務に向き合うことができる方
・普通自動車運転免許を有している方
・パソコン(ワードやエクセル、パワーポイント)やインターネット(ホームページ等)の基本的取扱いができる方
・地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方